- 家づくりのこと
- 2024.03.19
住宅だけじゃない!?ニッケンホームの木造建築
こんにちは、ニッケンホームです。
ツーバイフォー工法による木造住宅を手掛けるニッケンホームは、木造建築のノウハウを生かして住宅以外の建物にも力を入れています。
■倉庫・事務所・店舗
脱炭素社会の実現に向けた動きが活発化する中、住宅以外の建築物への木材の利用は広がりつつあります。ニッケンホームでは、製造業や運送業、サービス業などの事業者様のニーズに応え、環境や人にやさしい木造建築による倉庫・事務所・店舗の設計・施工も手掛けています。
CO2排出量の削減はもちろん、コストパフォーマンスの高さや、木が持つ断熱・調湿の効果で快適な空間を実現するのもメリットです。
■大空間のノウハウ
倉庫や事務所、店舗は住宅に比べて大きな空間が必要となります。「木造で大空間ができるの?」という疑問を持つ方も多いと思いますが、実はある工法を採用することで木造でも大空間は実現できます。
それが「トラス工法」。この工法は、三角形を組み合わせた構造により屋根の荷重を外壁で支えるつくりで、内部の壁を減らせるのが大きな特徴です。ニッケンホームでは昨年、このトラス工法を用いた倉庫を建設しました。
トラスは住宅にも採用もできる工法です。建物内部の耐力壁を減らすことで、プランやリフォームの自由度が上がるため、建築物としての価値が向上することも期待できます。
■福祉施設
倉庫・事務所・店舗より以前から進めているのが福祉施設。障がい者施設や高齢者施設など、一宮市を中心に愛知・岐阜で50棟を超える実績があります。
福祉事業の実績は、車いすを使用されている方の使用を想定したスロープや建具、玄関の段差などのノウハウの蓄積にもつながり、バリアフリー住宅の建築も得意としています。
このように、店舗から福祉施設まで幅広い事業展開は、注文住宅事業にも役に立っています。注文住宅と店舗・福祉施設は一見、異なる建物に思えますが、今後も双方の事業がシナジーを発揮し、より多くの方に木造建築のメリットを感じていただけたらと考えています。