- 家づくりのこと
- 2024.06.06
換気は「ダクトレス」「熱交換」がおすすめ!
こんにちは、ニッケンホームです。
高気密高断熱住宅は、その住宅性能を発揮するためにも換気効率を高めることが重要です。住宅への設置が義務付けられている24時間換気システムには複数の種類があり、住宅会社によってさまざまな製品が使われています。
ニッケンホームがおすすめする換気は「ダクトレス」「熱交換」がキーワードです。
■24時間換気の種類
戸建て住宅用の24時間換気システムは主に第一種、第三種のいずれかが使われています。
第一種は室内に空気を取り込む「給気」、室内の空気を外に出す「排気」のいずれも機械で行う方法。第三種は「排気」のみ機械を使い、「給気」は自然の力で行います。
第三種でも十分な性能はありますが、より換気効率に優れているのは機械で強制的に給気・排気する第一種。そして第一種には、住宅の省エネ化に貢献する「熱交換」という仕組みを取り入れることができます。
■熱交換のメリット
換気する際、通常であれば室外の空気、室内の空気ともに、その温度のままで給気・排気されます。夏場で外気温は30℃、室内は空調で24℃の場合、30℃の空気を取り入れ、24℃の空気を排出してしまいます。せっかく室内を涼しくしていても、これでは空調効率が上がりません。
熱交換は、24℃の空気を排出する際にいったん蓄熱し、30℃の空気を取り入れる際、蓄熱した空気を利用して冷やすことで、空調効率を落とさず涼しいお部屋を維持する仕組みです。
熱交換率が高いほど空調効率は高まり省エネ化、光熱費の削減にもつながります。
■ダクトレスとは?
熱交換システムは一般的に、壁や天井の中にダクトを通し、1台の熱交換器で蓄熱します。一方、ダクトレスは建物各所に取り付ける換気部分それぞれに蓄熱機能があり、2台1組でファンが逆回転して交互に給気・排気を行うのが特徴。ダクトがないため、カビや汚れの心配がなく、メンテナンスもフィルター掃除のみで手間がかかりません。
見えない部分にカビや汚れが溜まり、住む人の体や設備自体に悪影響を与えることなく、お手入れが簡単で常に清潔に保てるというのは、ダクトレスの大きなメリットです。
■ニッケンホームで体感を!
ニッケンホームは、「プライム」「グラン」のグレードで、第一種熱交換換気システム(ダクトレス式)を標準採用しています。最近、注目度が上がりつつあるこの仕組みですが、私たちは以前から取り入れているため、最適な換気効率を実現するノウハウも蓄積しています。
本社スタジオでは、実際の機械を使ってダクトレス熱交換の換気を体感していただけます。省エネ住宅にご興味がある方はぜひ一度、体感してみてください!
ダクトレス熱交換システムを体感したい方はこちらからご予約を
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