- 家づくりのこと
- 2024.07.16
余分な光熱費をかけず涼しい家に!
こんにちは、ニッケンホームです。
今年もいよいよ夏本番。炎天下を避け、エアコンの効いた涼しい室内を求める日も増えそうですね。ただ、依然として電気料金は高水準なまま。光熱費が高くなるのも気になるところです。光熱費を気にせず、涼しい室内空間をつくるにはどうすればいいのでしょうか。
■パッシブデザインを取り入れる
光や風など、自然の力を意識したパッシブデザインの家。夏の涼しい室内を実現するには、「日射遮蔽」と「通風」が重要なポイントです。
窓から入る太陽の光は室内の温度を上昇させてしまいます。これを防ぐためには、いかに日射を遮るかが大切。代表的な方法が軒の活用で、軒の出を深くすることで光が室内に入るのを防ぎます。
西日による室温上昇を防ぐには、窓自体の工夫も重要です。窓には日射取得型・日射遮蔽型があり、建物の西側には日射遮蔽型の窓を採用するのがおすすめ。そもそも西側の窓を少なくしたり、小さくしたりするのも有効です。
通風は、北側から冷たい空気を取り入れて、南側から暖かい空気を排出するのが基本。南北の風の通り道をつくることで、さわやかな室内空間をつくりだします。また、2枚の縦すべりだし窓を反対の開閉方向に並べることで、風を採りこむ方法もあります。
パッシブデザインはベースに建物の高断熱化があります。断熱材や高性能サッシなどを使い、外気の影響を受けにくくすることで、空調効率が高まります。
こうしたパッシブデザインを取り入れた家は省エネで、結果的に余分な光熱費をかけず、真夏でも涼しい室内が実現します。
■シェードの活用
日射遮蔽のために深い軒は有効ですが、建物の外観デザインに影響を与える場所でもあります。南側の軒を出さない家の場合、「シェード」を取り付けて、夏の間だけ使用するのも効果的です。シェードはエクステリア製品というイメージもありますが、外壁の穴あけが必要な場合もあり、後付けするのはおすすめしていません。
サッシメーカーの製品であれば、色やデザインに統一感を持たせられるため、シェードも含めておしゃれな外観を実現できるでしょう。軒を出さない家の場合、新築時のシェード設置もご検討されてはいかがでしょうか。
ニッケンホームがご提案する「ゆとりを生み出す家づくり」は、光熱費を含めた生涯コストを意識しています。光熱費を気にすることなく夏を快適に過ごしたい方は、ぜひご相談ください!