- 家づくりのこと
- 2024.07.30
窓が少ない家が増加中。メリット・デメリットは!?
こんにちは、ニッケンホームです。
最近、窓が少ない家を見かける機会が増えてきました。窓の少ない外観はモダンでスタイリッシュな印象もあり人気を集めています。
今回は、家づくりの際に知っておきたい、窓が少ない家のメリット・デメリットをお伝えします。
■窓が少ないメリット
窓が少ないことで、住宅性能、外観、暮らし方、コストの面でメリットがあります。
住宅性能
窓(=開口部)は、建物の中で最も熱の出入りが大きい場所です。窓が少なくなれば、壁が増えて断熱性が向上します。高断熱の家は外気の影響を受けにくく、空調効率が良いため、一年を通して快適かつ省エネな暮らしが送れます。さらに、耐震性能や防音性能の向上も期待できます。
外観デザイン
外壁の面積が広くなり、色や素材の印象、建物の形状が強調されます。シンプルな見た目でスタイリッシュな家が実現します。
暮らし方
窓の掃除が面倒という方は多く、お手入れがラクになるのもメリットです。最近では窓のない浴室も増えてきました。また、防犯性に優れ、プライバシーが確保しやすいのも特長です。
コスト
窓が増えれば当然、コストも増加します。窓を減らすのは、建物価格を抑えるためにも有効です。
■窓が少ないデメリット
窓が少ない家は、採光・通風、圧迫感の面でデメリットがあります。
採光・通風
窓が少なくなれば当然、光や風を採りこみにくくなります。日差しや風通しを良くするためには、土地の条件やプランを工夫する必要があります。
圧迫感
日差しが入らずお部屋の中が暗くなる上、窓越しに屋外の景色を楽しめないため、圧迫感を感じることもあります。こちらも、圧迫感や窮屈さを感じない間取りの工夫が必要となります。
■外観デザインを左右するのは窓だけじゃない
道路から見て窓が少ない家でも、南側はそれなりに開口部を設けているものです。外観の印象を重視して窓が少ない家を求める場合、基本的には南側道路以外の土地を選ぶと良いでしょう。
ファサード(建物を正面から見た外観)は、窓の数以外にも雨どいや換気扇フードなど、さまざまな要素で印象が変わります。目隠しをうまく活用してスタイリッシュなファサードを実現する方法もあります。スタイリッシュな家を求める場合は、ファサードをトータルでデザインすることが重要です。
「ゆとりを生み出す家づくり」をコンセプトにしているニッケンホームでは、住宅性能を重視した上で、デザインや住み心地にこだわった注文住宅をご提案しています。「外観も性能も重視したい」という方や、「外観と性能って関係あるの?」という疑問をお持ちの方など、ぜひお気軽にご相談ください。