- 家づくりのこと
- 2024.08.13
玄関まわりに収納を。生活動線を意識した間取りを
こんにちは、ニッケンホームです。
家づくりの際、「玄関に収納を」と考える方は多いと思います。玄関収納といえば土間続きのシューズクロークをイメージするところですが、玄関ホールの収納スペースも便利です。
今回は、玄関まわりの2種類の収納スペースについてお伝えします。
■玄関ホールに収納があるメリット
コンパクトな家が増えている昨今、LDKの広さを優先して玄関ホールは小さめの家も多いですが、可能であればホール付近にも収納スペースを設けるのがおすすめです。
これは、シューズクロークやシューズボックス(靴箱)とは別に設ける収納スペースで、下記のようなメリットがあります。
上着を収納できる
外出時に着用する上着は、お部屋の中に持ち込みたくないという方も多いです。特に花粉などが気になる時期は、玄関で脱ぎ着できると便利。ハンガーラックを取り付けたスペースがあれば、上着などの収納に活躍します。
制服やカバンを収納できる
幼稚園・保育園の制服、カバン、帽子などを一か所にまとめておくことで、お子さんの朝の支度がスムーズになります。小学校に入ってからも玄関で準備する機会はあるため、ホールの収納スペースが有効活用できます。
小物を収納できる
印鑑やペンなど、宅配便の受け取りに使うモノなどを収納できます。こうした小物や事務用品は、シューズクロークや靴箱には収納しにくいため、別のスペースを設けると良いでしょう。
■シューズクロークとの使い分けを
もちろん、シューズクロークでこれらの機能を両立することも可能です。
ただ、土間続きのシューズクロークは靴やブーツなど、外で使う汚れやすいモノ専用とすることで、使い分けができて便利。用途を明確にすることで、広さに余裕があればベビーカー、子ども用自転車など、外で使用するモノの置き場として便利ですし、レイアウト次第でアウトドアグッズ、スポーツサイクル、ゴルフ、釣りなど、趣味のモノを置くことも可能です。
玄関収納は、「土間続きのシューズクローク/シューズボックス」、「玄関ホール収納」の2段階で設けるのがおすすめ。家づくりの際は、ライフスタイルや生活動線を意識して玄関まわりの収納を考えてみるようにしましょう。