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家づくりのこと
2024.09.05

時代は断熱。進化するニッケンホームの断熱とは?【後編】

こんにちは、ニッケンホームです。

前回に続き、ニッケンホームと断熱の取り組みについてご紹介します。ダブル断熱の内断熱・外断熱は、それぞれの断熱材が進化している点もご注目ください。さらに、建物の断熱を左右する開口部=窓についても、高性能な製品を採り入れています。

断熱材の進化

内断熱には高性能グラスウールを使用しています。

以前は施工性を重視して袋入りのグラスウールを採用していましたが、現在は袋に入っていない裸のグラスウールを使用。袋入りの製品は袋の継ぎ目で隙間ができやすい上、幅や長さが決まっているため、建物の寸法と合わなければさらに隙間ができてしまいます。現場で袋から出して使用すれば、結局は裸のグラスウールを使うのと同じことで、施工性が良いとも言えません。

裸のグラスウールは、きっちりと隙間なく充填できるのがメリット。施工の際は、併せて防湿気密シートを使います。防湿気密シートは冬場に室内の水蒸気が壁の中に入り、内部結露するのを防ぐ役割があり、壁内結露やカビの対策としても有効です。

外断熱は「ネオマフォーム」と呼ばれるフェノール樹脂の断熱材を使用します。以前は20mm厚を使用していましたが、現在の厚みは45mm。こちらも、使用する断熱材の進化で、さらなる高断熱の家を実現しています。

樹脂サッシを標準仕様に

ある調査では、夏に外から入り込む熱い空気の73%、冬に室内から逃げだす暖かい空気の58%が開口部を通っていました(外壁は夏が7%、冬が15%)。開口部は家の断熱性を考える上でもそれだけ重要なポイントだということ。

以前はアルミ製が多かった窓のサッシですが、現在は複合(樹脂・アルミ)サッシと樹脂サッシが主流。内側も外側も樹脂でできた樹脂サッシは、断熱性能が最も高く結露の発生を防ぐというメリットもあります。

ニッケンホームはこの樹脂サッシを早い段階から取り入れ、現在は「prime(プライム)」「grand(グラン)」で標準仕様としています。

プライム:YKKAP APW330樹脂サッシ/Low-Eペアガラス アルゴンガス入
グラン :YKKAP APW430樹脂サッシ/Low-Eトリプルガラス アルゴンガス入

断熱の方法や断熱材、窓サッシなど、改善を重ねて進化してきたニッケンホームの家。標準仕様で高い断熱性能を発揮し、快適で健康、省エネな暮らしを実現します。もちろん、ご要望に応じてさらに高い断熱性能を追求することも可能。

以前から断熱に取り組み、ノウハウを蓄積してきたニッケンホームだからこそ、断熱を重視する今、そして将来の家づくりに自信を持っています。

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