- 家づくりのこと
- 2024.09.24
火災に強い?省令準耐火構造の家とは
こんにちは、ニッケンホームです。
ニッケンホームでは「省令準耐火構造」の家をご提供しています。火災に強いとされるこの構造ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
■3つの特徴
「省令準耐火構造」とは、独立行政法人住宅金融支援機構が定める基準に適合する家を指し、建築基準法の「準耐火構造」と同等の耐火性能がある構造とされています。
省令準耐火構造には、以下の3つの特徴があります。
特徴①:外部からの延焼防止
隣家などから火をもらわない構造です。もらい火に備え、屋根や外壁、軒裏を防火性の高い構造としています。
特徴②:各室防火
万が一、火災が発生しても一定時間、部屋から火を出さない構造です。火災を最小限で食い止めるために重要なのが、発生源とその他を区切る「防火区画化」。他室に燃え広がりにくいのに加え、壁や天井には火に強い石膏ボードを使用します。
特徴③:他室への延焼遅延
部屋から火が出ても、延焼を遅らせる構造です。火の通り道となる壁や天井内部に木材や断熱材などの「ファイヤーストップ材」を設けています。
このような特徴により耐火性に優れた省令準耐火構造は、万が一の火災発生時も倒壊や延焼を一定時間防ぎ、被害を最小限に抑えられるのがメリット。さらに、火災保険料が安くなるのもメリットです。
■防火地域と準防火地域
駅前や幹線道路沿い、建物密集地などは、火事の延焼を防ぐため、構造などが指定されていることがあります。こうした地域を「防火地域」「準防火地域」と言います。
一宮市では一宮駅周辺が防火地域、その外側を中心に準防火地域が指定されています。ニッケンホームでは防火地域・準防火地域のいずれも建築実績があり、条件に合わせた仕様のご提案が可能です。
家づくり、土地探しの際は参考にしてみてください。