- 2024.09.16
蓄電池について
皆さんこんにちは
株式会社日建ホームズ営業部中尾です。
今日は蓄電池についてお話をしたいと思います。
蓄電池のしくみは
<昼間>
昼間の太陽光発電で発電した電力を
①自家消費し
②余った電気を蓄電池に充電する
<夜>
単価が高い夜の電気を使わずに、昼間太陽光発電で発電し蓄電した蓄電池の電気を利用することで経済的なメリットがある
(蓄電池は太陽光発電とセットにするのがメリットがあるといわれています。)
これがざっくり超簡単な説明です。
蓄電池のメリットとして
<経済性>
太陽光発電で発電した電気を夜に高い電気を買わずに蓄電した電気を使う経済的メリット
<災害時対応>
災害時に電気が止まっても太陽光発電をつけていれば昼間は太陽光発電の電気を使い、余った電気を蓄電池に充電し夜にその電気を使う。
この二つがメリットとして挙げられます・・・が
一方では
<経済性>は単純に昼間@16円/kwh(電気の売却価格)で売ることができる電気を夜使い、夜の電気(28.61円/kwh)を買わなくて済むその差12.61円/kwhが得をするのですが、その額はわずかです。
蓄電池の初期投資を考えると経済性はかなり低いかなと思います。
中部電力ミライズより抜粋
つぎに<災害時対応>、太陽光発電がある家は昼間太陽光発電が発電しても夜は使えないので、蓄電池があり地震などで建物が壊れていなければ場合によっては避難所生活をしなくても済むかもしれないので(水の問題が残りますが)、とても有効かと思います。
一方、平時が続くとその防災意識が薄れることもありまた、蓄電池が未来永劫稼働し続けるのではなく耐用年数があります。(一般的に15年程度)
それを考えると、15年間何もなかったらもったいないなと考える人がいても不思議ではありません。
蓄電池を導入するのが微妙な感じです
ただし、
今年の夏も暑かったですね
夜に試しにエアコンを止めてみたところ、とても暑くて寝られる状態ではありませんでした
春・秋はエアコンがなくても、また、冬は着こんでいれば何とかなるかもしれませんが
夏はエアコンなしでは過ごせません。
蓄電池があってエアコンが使えれば、災害時ご自宅で過ごすことができるかもしれません。
毎年だんだんと暑くなっています。
自宅での熱中症になる件数も増えています、その中で夜もエアコンが使えると災害を乗り越えていけるのではないかなと思いました。