- 家づくりのこと
- 2024.10.10
二世帯住宅は間取りの選択が成功のカギ
こんにちは、ニッケンホームです。
先日のブログでは、二世帯住宅を建てるメリットを、暮らしと経済面のそれぞれでお伝えしました。
二世帯住宅はメリットが多い!?今こそ考えたい親子の家づくり
https://www.nikkenhomes.co.jp/blog/11451/
二世帯住宅は通常の戸建てとは間取りが異なり、その選び方によって住み心地は大きく変わってきます。
■3パターンの間取り
二世帯住宅には大きく分けて3種類の間取りがあります。
完全分離型
リビングやキッチン、玄関、風呂・トイレなどを完全に分ける間取りです。同じ建物でありながら、二世帯それぞれが別の家で暮らすイメージ。間取りは左右で分けるパターンと上下で分けるパターンがあります。現在、ニッケンホームにご相談いただくことが最も多い間取りです。
完全同居型
リビングやキッチン、玄関、風呂・トイレなどを全て共用する間取りです。寝室などプライベート空間が増えるだけで、一般的な戸建て住宅と大きく変わらない間取りと言えます。
部分共用型
お部屋や住宅設備の一部を共用する間取りです。一般的なのは玄関が共用で、リビングや水まわりはそれぞれに設けるパターン。完全分離と完全同居の中間的な間取りですが、何を共用するかによって住み心地が変わってきます。
■ライフスタイルの違い
3パターンの間取りにコストの違いがあるのはもちろんですが、コミュニケーションの取りやすさやプライバシーの面でも大きく異なります。
当然、親世帯と子世帯が一緒に暮らす難しさはあります。大事なのは事前に話し合いをしておくことと、お互いのライフスタイルを理解した上で決断すること。建てる前から親世帯と子世帯で買い物に行ったり、子育てを手伝ってもらっていたり、一定の関係性があるときは、二世帯住宅の暮らしが始まってからも、大きなストレスはないように思います。
しっかりと話し合わず、親世帯か子世帯のいずれかが先走って決めてしまったり、コストを抑える点を意識しすぎたりすると、「住んでみると玄関を分けた方がよかった」など、後々ストレスを感じてしまうかもしれません。お互いの生活の仕方、行動パターンは把握した上で間取りを決めていくのがおすすめです。
二世帯住宅をご検討中の方はぜひ、ニッケンホームまでご相談ください。