- 家づくりのこと
- 2024.10.24
災害に備える家づくり。風水害が住宅に及ぼす影響とは?
こんにちは、ニッケンホームです。
さまざまな災害が激甚化する中、家族の暮らしを守るためには、家づくりの際に備えを意識しておくことが重要です。
ニッケンホームでは、地震への備えとしてツーバイフォー工法による耐震性の高い建物をご提案しています。ただ、災害は地震だけではありません。家を建てるときは、風水害の対策も考えておくようにしましょう。
■風が住宅に及ぼす影響
風水害は、強い風や強い雨によっておこるさまざまな災害の総称です。風による建物の倒壊や洪水による家屋の浸水のほか、土石流・崖くずれ、津波なども風水害の一種です。
強風が建物に及ぼす影響として考えられるのが、屋根材の飛散や屋根全体が吹き飛ばされてしまう状況。屋根が被害を受けると、風や雨が直接室内に入り、家財道具に被害が及ぶ可能性も高くなります。
さらに、強風によって建物自体が倒壊してしまう可能性もあります。地震の揺れでは建物に横からの力が加わりますが、風でも同じように横からの力が加わり、破損・倒壊へつながってしまう危険があります。
■雨が住宅に及ぼす影響
一方、大雨によって想定されるのが洪水の発生。河川があふれたり、堤防が決壊したりして水が押し寄せる「外水氾濫」と、下水が処理の限界を超えてあふれ出す「内水氾濫」があります。
河川の決壊地点に近ければ、建物に相当な水圧がかかり倒壊にいたる危険も。決壊地点から離れた場所での外水氾濫や内水氾濫は水の勢いこそないものの、浸水被害を受けるとその後の生活への影響は甚大なものとなります。
次回は、風・雨から暮らしを守るため、土地と建物の双方で対策をご紹介します。