- 家づくりのこと
- 2025.03.04
時代が求める最先端の家づくり。ニッケンホームの歩み・前編
こんにちは、ニッケンホームです。
私たちは1979年に設立して以来、地域密着の住宅会社として多くの家づくり、暮らしをサポートしてきました。振り返ってみると、常にこだわってきたのが最先端の家づくりの追求です。
大切にしているのは、長い目で見た暮らしの安心。高耐震、高断熱など、ニッケンホームの家づくりの変遷をお伝えします。
■災害を目の当たりにして
もともとリフォーム事業を中心に事業展開してきた日建ホームズ。この地域で施工実績を積み重ね、新築住宅建築に参入しました。その際、提供していたのは在来工法(木造軸組工法)による住宅。そんなときに発生したのが、阪神・淡路大震災です。
震災では、多くの在来工法の家が倒壊しました。当時の発表資料によると、家屋の被害は全壊10万1000棟、半壊を含めた一部損壊は約28万9000棟以上。そんな中、大きな被害がなかったのがツーバイフォー住宅です。日本ツーバイフォー建築協会の調査では、被災地のツーバイフォー住宅のうち、96.8%が補修なしで継続して居住可能な状態を保っていたといいます。
災害を目の当たりにして私たちが強く感じたのが、地震に強い安心・安全な家づくりの必要性です。これをきっかけに、主力商品をツーバイフォー工法に転換していきました。
■日本の気候に合わせた家
ツーバイフォーはもともと、北米で生まれた家づくりの工法です。モノコック構造により地震の揺れを面で受け止め、分散して高い耐震性を発揮するのが特徴で、気密性が高いのも優れた点ですが、一方で高温多湿な日本では壁内結露が発生してしまう懸念もありました。この対策として導入したのが外断熱工法です。
外断熱は室内外の気温差が小さくなり、壁内に結露が発生しにくくなるのがメリットで、建物の長寿命化につながります。外断熱の導入を機に、本格的に高断熱住宅の追求も始まりました。
次回も、私たちの家づくりの歴史をお伝えします!