- 家づくりのこと
- 2025.03.13
蓄電池は全負荷型?特定負荷型??
こんにちは、ニッケンホームです。
ニッケンホームでは現在、災害への備えと光熱費の負担軽減のため、家づくりの際に蓄電池の導入もおすすめしています。
今回は、導入メリットと蓄電池の種類についてお伝えします。
■蓄電池のメリット
蓄電池を導入するメリットは大きく分けて2つあります。
〇災害対策
地震や台風などによって大規模な停電が発生すると、在宅避難は難しくなります。どれだけ高耐震で倒壊の危険がない家でも、電気が使えないと普段通りの生活は難しくなるでしょう。蓄電池があれば溜めておいた電気を使用するため、冷蔵庫や照明などの家電が使えるほか、スマホ・PCの充電も可能。災害への備えとして、今後ますます需要は高まっていくと考えられます。
〇光熱費の負担軽減
太陽光で発電した電気や、深夜の割安な電気を溜めておくことで、電気代を抑えることができます。日中は太陽光発電、深夜は蓄電池という使い方も可能です。光熱費の負担が大きくなっている今だからこそ、ゆとりある暮らしのためにも蓄電池の導入はおすすめです。
もちろん、太陽光で発電した電気を蓄電池に溜めてから、EV(電気自動車)を充電することも可能です。EVを蓄電池として使うV2H(Vehicle to Home)もありますが、車種によって可否があるため、注意しておくようにしましょう。
■蓄電池の種類
蓄電池には「全負荷」と「特定負荷」という2つのタイプがあります。
〇全負荷
すべての部屋で電気が使用できるタイプ。照明や冷蔵庫はもちろん、200Vのエアコンにも電気を送ることができ、停電時も普段と同様の暮らしを送ることができます。
〇特定負荷
家の中の一部の電気機器だけに電気を供給するタイプ。停電時は、事前に指定した必要最低限の回路のみが使えるようになります。
特定負荷は導入コストが安い一方、停電時に使用できる電気が限られるほか、200V家電が使えないなどのデメリットがあります。
ニッケンホームがおすすめするのは全負荷タイプ。コストは高くなりますが、オール電化の家や小さいお子さんがいるご家庭など、万が一の停電時も安心できるのが大きなメリットです。
ニッケンホームの導入事例でも、ここ数年はすべて全負荷タイプです。標準仕様で搭載する太陽光発電システムと同じカナディアンソーラーの家庭用蓄電池「EP Cube」をおすすめしているほか、テスラの家庭用蓄電池「Powerwall(パワーウォール)」の取り扱いも可能。いずれも高性能な全負荷タイプで、建物の外観に溶け込むスタイリッシュなデザインも魅力です。
蓄電池のある暮らしにご興味がある方はぜひ、ニッケンホームまでご相談ください!