- 家づくりのこと
- 2019.08.06
二世帯住宅は大きく分けて3パターン
こんにちは、ニッケンホームです。
近年、二世帯住宅の需要は高まっているようで、当社にも多くの依頼が寄せられています。
二世帯住宅のメリットは、何と言っても親世帯と子世帯が一緒に住むことによる安心感。
体調の変化、家事や育児など、お互いをサポートしあえるのは、二世帯住宅ならではです。
また経済的なメリットもあります。
土地価格が上昇する中、すでにある土地を有効活用したり、相続税の軽減制度を利用したり、住宅を購入するハードルを下げる意味でも、二世帯住宅という選択肢はあるのです。
間取りのイメージがつきにくいという方も多い二世帯住宅。
基本的には次の3パターンに分けることができます。
■完全同居タイプ
1つの建物の中で、親世帯と子世帯が一緒に暮らします。
玄関、リビング、キッチン、浴室の全てが1つずつで、共用しながら生活します。
一世帯の家と同じ間取りのパターンです。
室内空間を広々と取ることができる点、親世帯と子世帯の交流が生まれる点がメリットです。
■一部同居タイプ
1つの建物の中で、親世帯と子世帯が一緒に暮らしますが、生活する場所はそれぞれ別に確保しています。
玄関は1つでも、室内はリビング2つ、キッチン2つ、浴室は共有するなど、二世帯住宅でも建物内部で生活を分け、プライバシーを守ることができます。
それぞれの世帯の、程よい距離感を保てるのがメリットです。
■独立同居タイプ
1つの建物の中で、親世帯と子世帯が別々に暮らします。
玄関、リビング、キッチン、浴室を全て2つずつ設置し、基本的には別の生活を想定した間取りです。
完全に独立することでお隣さんのような距離感となり、プライバシーが守られます。
■予算に応じて検討
二世帯住宅はメリットが多い反面、家族間のトラブルに発展してしまうことも想定されます。
ご家族の関係性、将来のことなどをよく考え、予算に応じて間取りを検討しましょう。