- 家づくりのこと
- 2019.09.10
ニッケンホームが提案する平屋住宅 ~平屋のための土地~
こんにちは、ニッケンホームです。
前回のブログでは、平屋住宅のメリットをご紹介しました。
魅力的な平屋ですが、その構造上、広い敷地が必要とイメージされる方も多いように思います。
実際の平屋は、どの程度の敷地面積があれば建てられているのでしょうか。
■建蔽率をチェックしましょう
広大な土地があり、余裕を持って平屋建てられる方もいますが、土地から探してという方もいます。
平屋を建てる場合は特に、建蔽率(けんぺいりつ)に注意するようにしましょう。
建蔽率とは、敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合。
一方、容積率は敷地面積に対する建物の延べ床面積(各階の床面積の合計)の割合。
建蔽率60%・容積率200%・50坪の土地の場合、真上から見た建築面積が30坪、延床面積が100坪までの家を建てることが可能です。
平屋は1階しかないため、建築面積と延床面積はほぼ同じとなり(庇や軒下部分は建築面積には含むが、延床面積には含めないため完全にイコールではない)、上記の土地であれば30坪の家を建てることができます。
逆に考えると、建蔽率が同条件のエリアの場合、30坪の家では50坪の土地、24坪の家では40坪の土地、18坪の家では30坪の土地が必要です。
■4LDKの平屋はロスが大きくなる?
ファミリー層からご要望は2~3LDKが中心。
お子さんがいても、子ども部屋を共有するなど工夫されています。
部屋数を多くするよりはそれぞれの部屋を広くされることが多いようです。
平屋のいいところは、必要がない階段分の坪数を部屋にまわせること。
実は部屋を広くすることができるのも平屋の魅力なんです。
一方、2階建てでは一般的な間取りの4LDKですが、平屋の場合、余分な廊下をつくることとなり、動線が長くなってしまうことが考えられます。
もちろん、それなりに大きな敷地面積が必要です。
土地や間取りなど、平屋住宅に関する疑問があれば、お気軽にお問い合わせください。
さまざまな建築実例なども交えてお答えします。