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家づくりのこと
2019.12.12

ファイヤーストップ構造

こんにちは、ニッケンホームです。

ニッケンホームの家は、2×4ツーバイフォー工法
断面が2インチ×4インチの木材を組んでパネルをつくり、壁、天井、床を構成して6つの面で支えます。
揺れを面で受け止め、一か所に集中させることなく分散させるため、地震に強いのが特長とされるこの工法。
耐震等級3相当の耐震性を備えています。

 

燃え広がりを防止する構造

ツーバイフォーは地震だけではなく、火災にも強い工法とされています。
その秘密は「ファイヤーストップ構造」にあります。
火災発生時、建物の中で火の通り道になる床や壁の内側で、枠組材や石こうボードがファイヤーストップ材となり、空気の流れを遮断して火の燃え広がりを防止します。
床根太(ゆかねだ)、枠組材などが一定間隔で組まれる床や壁の内部構造は、いくつもの防火区画があるのと同じ。
それぞれの区画により、燃え広がりはさらに遅くなります。

石こうボードも耐火性アップに貢献

全ての天井や壁の内側には、石こうボードが貼られています。
石こうボードには結晶水が含まれていて、炎が当たると水蒸気を発生するという特性があります。
天井裏や壁の温度が上昇を食い止めるため、構造材が燃えるまでの時間を大幅に遅らせることができるのです。

これらはツーバイフォーの構造ならではの特長です。
在来軸組工法でも、ファイヤーストップ材を入れることはできますが、多くの場合は特別な設計、施工が必要となります。
ツーバイフォー工法はそもそもファイヤーストップ構造をしているため、省令準耐火構造に認定され、火災保険料は最大で60%安くなります。

ツーバイフォーのファイヤーストップ構造は、万が一の火災の際、建物とお財布を守ってくれるのです。

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