- 家づくりのこと
- 2020.05.07
リモートワークがしやすい家とは?
こんにちは、ニッケンホームです。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、私たちの日常は一変してしまいました。
お仕事への影響が出ている方も多いことと思いますし、何より感染された方におかれては、一日でも早く回復されますことを心よりお祈りいたします。
通勤・通学の制限、自粛要請により、家の中で過ごす時間も多くなりました。
リモートワーク(在宅勤務)を推進する動きは都心部を中心に以前からありましたが、今回のことで急遽、働き方が変わってしまった方も多いのではないでしょうか。
想定外のリモートワークに、ご不便を感じた方もいるのではないかと思いますが、事態が収束して以降、こうした働き方も一つのスタイルとして定着する可能性はあります。
そこで今回は、リモートワークがしやすい環境を家づくりの観点から考えてみます。
家でPCを開いて仕事をする際、気になるのは周囲に人がいる状況、つまり家族の存在ですね。
書斎のように仕事ができる環境が整っていれば別ですが、全ての家に書斎をつくれるわけではありません。
そもそも、職場にも学校にも行けないという状況であれば、必然的に小さなお子さんを見ながら仕事を進めないといけない方も多いでしょう。
PCを開けるのは、リビングやダイニングというのが現実的。
そうなると、ダイニングテーブルを使うのもいいですが、おすすめはPCで作業できるカウンターの設置です。
お子さん用のスタディーコーナーをイメージされるとわかりやすいですが、大人が仕事に使うことも想定して大きめに作ったり、コンセントの位置を工夫したりするのが良いでしょう。
WEB会議システムを使う機会が増えた方も多いと思いますが、背景が気になるという声も。
生活感のある自宅の雰囲気が、相手にそのまま伝わってしまいますからね…。
気になる人は、リモートワークを行うスペースの周辺の間取り、壁紙などを意識してみるのもいいかもしれません。
天井レールを付けるなどして、必要時には生活空間と隔てる間仕切りを設置するのも一案です。
お仕事の内容によっては、リモートワークも見据えておくことが、今後の家づくりにおけるポイントの1つになるかもしれません。