- 家づくりのこと
- 2020.10.08
夏すずしく、冬あたたかいのが魅力!ダブル/トリプル断熱の仕組み・前編
こんにちは、ニッケンホームです。
ニッケンホームでは、一年中快適に過ごせる家づくりを目指しています。
夏すずしく、冬あたたかい住環境を実現するのが、高い断熱性能。
断熱性能を高めることで、外気温の影響を受けにくくなり、一年中快適に暮らすことができます。
冬の結露を防いだり、家の中で起こるヒートショックのリスクを軽減したり、メリットいっぱいの高断熱住宅。
今回から前後編に分け、ニッケンホームの「ダブル断熱工法」「トリプル断熱工法」についてご紹介します!
■高性能グラスウール+ネオマフォーム
ダブル断熱とはつまり、内断熱と外断熱を組み合わせた工法のこと。
内断熱だけ、外断熱だけの建物に比べ、格段に高い断熱性能を発揮するため、施工する住宅会社も増えてきています。
内断熱は、柱や間柱などの構造物よりも内側に施工した断熱を指します。
柱と柱(間柱)の間に断熱材をはさみ込む、従来からある一般的な断熱方法です。
外断熱(外張り断熱)は、建物の外側に断熱層を設ける方法。
柱や間柱よりも外側、外壁仕上げ材のすぐ裏に設置し建物全体を断熱材で包み込みます。
それぞれにメリット、デメリットがある内断熱、外断熱ですが、組み合わせてダブル断熱とすることで補完し合い、より高い断熱性能が実現するのです。
■高性能グラスウールのメリット
ニッケンホームでは、内断熱に「高性能グラスウール」を使用しています。
一般的に内断熱は、吹き付け後に発泡する「吹付発泡ウレタンフォーム」を用いることも多いのですが、構造材に張り付いて隙間なく施工できるというメリットがある一方、将来的に構造材のリサイクルができなくなってしまう(現在の技術では、もし解体した場合に産業廃棄物扱いとなる)というデメリットがあります。
劣化が早く、年数が経つごとに断熱性能が低下してしまう懸念もあるのです。
一方高性能グラスウールは、ガラス繊維のため、水の浸入がなければ劣化することがなく、確実に防水対策をすることで長持ちするというメリットがあります。
袋に入った状態で施工していくため、将来的には木材もグラスウールもリサイクル可能となり、環境にもやさしいのが特長です。
次回後編では、外断熱について詳しくお伝えします!