- 家づくりのこと
- 2021.02.11
室内の空気環境をよくするための工夫
こんにちは、ニッケンホームです。
多くの住宅の壁、天井には石膏ボードが使われています。
石膏ボードの上からクロスを貼ってお部屋は完成します。
普及率が高い石膏ボードですが、そもそもどのような特徴があるのでしょうか。
■石膏ボードの性能
家の壁をつくる建築資材として用いる石膏ボード。
壁の素材には、木や漆喰、土、コンクリートなどさまざまな種類がありますが、石膏ボードは加工しやすく、施工性に優れているのが特徴です。
性能面のメリットは、耐火性、遮音性、断熱性、調湿性などが挙げられます。
安全・安心で快適な暮らしのためにも、この目立たない建築資材は役立っているんですね。
■ホルムアルデヒドを吸着
ニッケンホームでは、室内の空気環境の改善に効果がある石膏ボード「ハイクリンボード」を、ミライエ、ミライエプラス、ソリエプラスの標準仕様としています。
(その他の商品でもオプションで選択していただけます)
ハイクリンボードは、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドを吸収・分解し、低減する機能があります。
ホルムアルデヒドは家具や建築材料、塗料、接着剤などに含まれる化学物質です。
ホルムアルデヒドを発散する材料については国の規格が定められていて、最上位のF☆☆☆☆(Fフォースター)は、発散量が全くないかごく微量というもの。
反面、F☆☆☆☆の材料でも、含有量がゼロではない可能性もあります。
また既製品の家具などについて、どのような塗料、接着剤が使われているかを知るのは困難です。
お部屋の空気環境を少しでも改善したい、シックハウス症候群の可能性をわずかでも減らしたい、と思われる方におすすめのハイクリンボード。
特に小さなお子さんがいるご家族にとっては、暮らしの安心につながるのではないでしょうか。
もちろん、空気環境に敏感な方などにもおすすめです。
家づくりの際は、参考にしてみてください。