- 2021.07.06
家全体を均一な温度に保って年中快適!「パッシブ冷暖」とは?
こんにちは、ニッケンホームです。
今年オープンした一宮市常願通のモデルハウスには、特別な空調設備「パッシブ冷暖」が設置されています。
今回はたった1台のエアコンで家の中を一年中快適にする、この冷暖房システムについてご紹介します!
■床下や壁の内部を活用
パッシブ冷暖は、パッシブデザインの家を前提に開発された全館冷暖房システムです。
設置するのは通常のエアコンと違い、床に近い位置。
熱分配システムにより、床下空間をある程度冷やしながら、冷気を壁内部から上に届けてゆっくりと吹き下ろすことで、部屋全体を涼しくします。
床下などの空間、すき間を使って気流を届けるため、部屋ごとの仕切りを気にせず、フロア全体を涼しくするのが特長です。
一方の暖房は、床下空間を暖めて床暖房と同じ効果が得られます。
暖かい空気は上がっていくため、部屋全体がポカポカと暖まりますね。
ヒートポンプの仕組みを活用するため、エアコンはエネルギー効率が良く省エネ効果が高いという特長もあります。
冬場はファンヒーターや床暖房に比べてランニングコストを抑えられるのもうれしいですね!
■いわゆる全館空調とは違うんです
ここで疑問に思うのが、「全館空調と何が違うの?」ということ。
ハウスメーカーなどで採用されることも多い「全館空調」も、1台の空調機器で家全体を冷暖房する仕組みですが、大きな違いは「換気」にあります。
全館空調は、家全体に張り巡らせたダクトを使い、空調、換気を行うのに対し、パッシブ冷暖は空調のみに特化した仕組み。
空調と換気を別体にすることで、換気によるダクトへのダメージ(カビ、ホコリなど)を防ぐ狙いがあります。
ニッケンホームが提案したいのは、空調はパッシブ冷暖、換気はダクトレス熱交換システムという、それぞれの強みを生かした家づくりです。
パッシブ冷暖を体感したい方、ご覧になりたい方は、ぜひモデルハウスまでお越しください!
モデルハウスの情報はこちら
https://www.nikkenhomes.co.jp/event/mh/