- 家づくりのこと
- 2021.08.17
キッチン上にロフトがある家
こんにちは、ニッケンホームです。
天井を高くして部屋の一部を二層式にしたロフトスペース(小屋裏収納)。
屋根裏部分を利用するロフトは、収納スペースやお子さんの遊び場など幅広い用途で使われています。
今回はその中でも、キッチンの上にロフトがある間取りをご紹介します。
■そもそもロフトとは
ロフトは屋根裏の余剰空間を利用してつくられた場所です。
建築基準法では「小屋裏物置等」という扱いで、天井高が1.4m以下、床面積が直下の階の1/2未満と決められており、建物の延床面積や階数には算入しません。
■勾配天井の空間に
家族間のコミュニケーションが取りやすいワンフロアの間取り、掃除がラク、バリアフリーなど、幅広い世代から人気の平屋、二世帯住宅の間取りや陽当たりの良さを追求した2階リビング。
平屋や2階リビングの間取りの大きな魅力が、LDKの勾配天井が実現することです。
天井の高低差が空間の広がりを演出し、その天井高から抜群の開放感を味わえます。
このとき、作業スペースであるキッチンの上部はロフトにして、新たなスペースをつくり出すこともできます。
リビングやダイニングを大空間で過ごせる場所、キッチンを落ち着いた作業空間とみなした上で、スペースを有効活用できる方法です。
LDKと空間を共有するキッチン上ロフトは、家族の気配も感じながら少々の隔たりもある秘密基地のような場所。
大人が書斎やリモートワークのスペース、趣味の空間として使ってもいいし、お子さんの遊び場所にもおすすめ。
LDKとゆるくつながりながら、個室感もあるのがこの場所の魅力です。
勾配天井が気になっている方は、キッチン上のロフトもご検討してみてはいかがでしょうか。