- 家づくりのこと
- 2021.10.14
台風シーズンだからこそ考えたい。風に強い家とは?
こんにちは、ニッケンホームです。
近年、台風などによる災害が激甚化しており、マイホームを購入する際も災害対策の観点が重要視されています。
災害から暮らし・建物を守るには土地の状況や住宅設備などさまざまな要素がありますが、建物そのものの強さも非常に重要です。
今回は台風に備える意味で、風に強い建物についてお伝えします。
■北米で生まれたツーバイフォー
ニッケンホームが採用するツーバイフォー工法は、耐風性に優れているのも特長です。
特に屋根に使う「ハリケーンタイ」と呼ばれるあおり止め金具は、屋根のたる木と外壁を連結し、強風にあおられても屋根が吹き飛ばされないようにしています。
ハリケーンタイは軒の部分に施工しますが、最近は軒のないデザインも人気ですよね。
ニッケンホームでは、軒がない建物のあおり止めとして「タルキックS」という製品を使用しています。
公的試験にも合格しており、ハリケーンタイとそん色ない強度があるこの製品。
高い引抜強度と大きな頭部の押さえつける力で強風による屋根の吹き上げに抵抗するのはもちろん、施工性が高く高所での作業負担も軽減するメリットがあります。
そもそもツーバイフォーは、強烈なハリケーンが発生する北米で生まれた工法です。
壁・天井・床をパネルで構成するモノコック構造は、地震の揺れだけでなく、横風に強いというメリットもあるのです。
■風に強い屋根
強風時になにより懸念するのが、屋根材がはがれたり吹き飛んだりすること。
近隣の住宅などに大きな被害を及ぼしてしまう恐れがあります。
もちろん屋根材がダメージを受ければ雨が浸入するリスクが増え、建物を傷めてしまうことも考えられます。
ガルバリウムは屋根材同士の隙間が少なく、強風にあおられてもはがれにくいのが特長です。
一枚一枚をかみあわせるため、軽量ながら風に強い屋根といえるでしょう。
極端に劣化していなければ、飛来物によるダメージも受けにくい屋根材です。
ニッケンホームの家は太陽光発電とガルバリウムの屋根が標準仕様。
太陽光パネルは屋根に穴を開けないキャッチ工法でがっちりと固定するため、雨漏りや風によるトラブルを回避しやすいつくりです。
これから家づくりをご検討される方は、台風への備えも考えておくと良いでしょう。