- 家づくりのこと
- 2021.11.09
どちらが優れている?断熱は屋根、それとも天井?
こんにちは、ニッケンホームです。
皆さんは断熱材と聞いてイメージするのはどのような場所でしょうか?
多くの方は、壁に施工する断熱材を思い浮かべるのではないでしょうか。
でも実は、断熱材は壁だけに施工するわけではありません。
今回は見上げた先、建物上部の断熱についてお伝えします。
■屋根断熱と天井断熱
建物上部の断熱には「屋根断熱」と「天井断熱」の2種類があります。
屋根断熱は屋根の勾配に沿って断熱材を入れる一方、天井断熱は天井の仕上げ材のすぐ上に断熱材を入れる方法です。
現在、ニッケンホームが採用しているのは天井断熱です。
壁と同じ高性能グラスウール(厚さ140mm・防湿フィルム別張り)を使用しています。
天井断熱は断熱材の厚さに壁よりは制限がなく、屋根に比べて面積が小さくなるため経済的でもあります。
冷暖房する空間の容積が小さくなり、省エネにつながるのもメリットです。
平屋や1.5世帯住宅で人気の勾配天井の場合、斜めになった天井の仕上げ材に沿って断熱材を入れています。
■太陽光パネル設置
ニッケンホームでは現在、標準仕様で太陽光発電が付いているため、多くの家は屋根に太陽光パネルを搭載しています。
屋根断熱だとパネルを搭載する際にビスがかかりにくくなり、余分な施工が必要になるのも、天井断熱を採用している理由です。
断熱材や断熱性能で気になることがある方は、ニッケンホームのスタッフまでお声がけください。