- 家づくりのこと
- 2022.04.12
使い勝手の良い和室
こんにちは、ニッケンホームです。
コンパクトな家を中心に和室のない間取りも増えていますが、依然として幅広い用途のある畳の空間をお求めの方はいらっしゃいます。
今回はさまざまな用途に使える和室の実例をご紹介します。
■大空間を求める方に
江南市のお客様邸は18帖のLDKに隣接して、4畳半の和室を設けました。
こだわりのポイントは3枚引き戸。3枚引き戸は、開けた際に1枚分のスペースに戸を寄せることが可能です。LDKと和室を隔てる部分を3枚引き戸にすることで、リビングとのつながりが生まれるのが大きなメリット。通常の2枚引き戸と比べて大開口が実現するため、大空間を求める方におすすめです。
LDKと一体となるのが魅力の一方、しっかりと閉じた空間にできるのもこの和室の特徴。畳スペースや畳コーナーと違い、神棚の設置や仏間など純粋な和室としての使用も想定しています。
3枚引き戸でLDKとつながる一方、玄関ホールからも入れる間取りのため、来客時の応接間としても使えます。リビングと一体にして大空間とするか、生活感のあるリビングは見せず玄関から直接お客さまを通すゲストルームとして使うか、用途に応じて使い分けができるのがこの和室のメリットです。
■和室の使い方はさまざま
そもそも和室は、その幅広い用途が支持される理由でもあります。居間、応接間、寝室、お子さまの遊び場、書斎…。ライフスタイルや家族構成によって柔軟に対応できるため、まずは求める使い方を検討し、その上で間取りや仕様を決めるのが良いでしょう。
今回ご紹介したお客様邸では、室内干し用の「ホスクリーン」も設置。水まわりからも近くランドリールーム的な使い方も可能です。家事動線も意識すると、さらに幅広い可能性のある空間ですね。
自由設計の注文住宅ならではの和室、ご検討してみてはいかがでしょうか。