- 家づくりのこと
- 2022.05.08
家を建てるなら「ZEH」
こんにちは、ニッケンホームです。
家づくりを進めるにあたって、どんな家が良いのか、どういった基準で選べばいいのか…迷いますよね。
長く暮らす場所だからこそ、常に快適で安心できるものを選びたいものです。
そこでオススメなのが「ZEH(ゼッチ)」です!
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で国が推進している次世代の住宅基準なんです。
家づくりで大切な要素「快適」「安全」「家計に優しい」が叶う理想の住まいです。
今回はそんな「ZEH」についてわかりやすく解説したいと思います。
■そもそもZEHとは?
家で使う(一次消費)エネルギーを『創る』『省く』『断熱(防ぐ)』ことで実質ゼロ以下にする住宅のことを指します。
国は「2030年までに新築住宅の半数以上をZEHに」という目標を掲げ、これからの住宅のスタンダードにすることを目指しています。
■ZEHは快適な暮らしをお約束
断熱性に優れた住宅は、エアコンなどで冷暖房したとき、魔法ビンのように外に熱を逃がさないため、少ないエネルギーで家中快適な温度を保つことができます。
どこにいても極端な温度差がない家は、ストレスを軽減し、家にいることが「心地よい」と感じさせてくれるんです。
また、真夏や真冬などにエアコンがフル稼働し続けていると、音や風でストレスを感じる人は多いと思います。
断熱性に優れた住宅なら短い時間のフル稼働ですぐに快適温度になり、それを長時間保つことができるので、多くの時間エアコンは弱運転で音や風によるストレスを軽減。さらに、電気代も抑えられるのでとっても省エネなんです。
■ZEHは家族の健康を守る
極端な温度差のない家は、「病気のリスクを減らせる」って知っていましたか?
人の身体は、気温の変化によって血圧が上下します。
気温差が激しいほど、血圧も大きく上下し、それが健康リスクに直結しているんです。
英国建築研究所によると「室温18度以下」から健康リスクが現れ、肺炎や心疾患などの重大な病気にかかる可能性が高まるとのことです。
また、身近な病気や、何気ない体調不良の原因が「住宅性能」にあるという研究結果もあります。
「鼻炎」「皮膚炎」「糖尿病」など一見関係ないような病気も断熱性に優れた住宅に住むことでリスクを減らしたり、改善できたりするんです。
■ZEH住宅は家計に優しい
断熱性などの住宅性能を向上させ、消費エネルギーを減らす「省エネ」と、太陽光発電などで電気を作り出す「創エネ」を組み合わせることで、ZEHに住んでいるだけで支出を抑えることができます。
例えば、太陽光発電を5~6kw程度設置すれば、省エネ性との相乗効果で、電気代実質0円に近くなります。
さらに太陽光発電を増設すれば、売電収入も見込めるのでより家計に優しい住宅になります。
家づくりをご検討中の方は、ぜひ「ZEH」で建てましょう!