- 家づくりのこと
- 2022.05.24
天井高は何センチ?
こんにちは、ニッケンホームです。
注文住宅を建てる際は、細部まで自由に設計できるのが魅力です。細かい部分といえは天井高もその一つ。マイホームの住み心地にも影響する部分なので、天井高についても知っておくと良いでしょう。
■理想の天井高
建築基準法で定められた天井高は210cm。それに対し現代の戸建て住宅における一般的な天井高は220cmから240cmとされています。天井高が高いと開放感が得られ、低いと少し落ち着いた雰囲気になります。畳の上に座って過ごす和室が多かったころは220cmに施工するのも一般的でした。
ニッケンホームの標準仕様は240cm。十分に開放的な空間を得られる上、一般的に流通している構造材を使えることから、コスパが良くなるのが大きなメリットです。
もちろん、さらに天井高を上げることは可能ですが、壁量が増えてコストが上がるほか、空間が大きくなりすぎると冷暖房効率が落ちてしまうことも考えられます。標準の240cmを基準に、どこまでの高さを求めるのか検討されると良いでしょう。
「天井を高くしたい」というご要望をいただくことも多いですが、部屋の役割によって高くしたり、低くしたりするのが住み心地を良くするポイントです。リビングは開放感を求めつつ、キッチンやトイレなどは少し低くして落ち着いた雰囲気を演出するはいかがでしょうか。LDKの中で、キッチンの天井を下げるつくりも人気です。
天井高はオプションで変更が可能です。詳しくはスタッフまでご相談ください。
■勾配天井の場合
平屋や1.5世帯住宅などは斜めの天井、「勾配天井」も人気があります。勾配天井は吹き抜けと同じように抜群の開放感が得られる上、インテリアの印象をガラリと変えられるのが魅力です。高い位置に窓を取り付けることで、太陽の光も取り込みやすくなるでしょう。
これまでの実例では、傾斜の低い方を240cm、高い方を100~150cmほどプラスしたつくりが多い印象です。屋根の形状によっても傾斜が変わるため、外観とのバランスも考慮する必要がありますね。
天井高や勾配天井にご興味がある方は、スタッフまでお気軽にご相談ください。