- 家づくりのこと
- 2022.05.31
実はお手軽。EVの充電設備があるお家
こんにちは、ニッケンホームです。
高性能な家は環境負荷が低いのも大きな魅力です。環境意識は年々高まり、住宅を購入する際も環境に優しいかどうかは一つの判断材料になりつつあります。
環境を意識する点では自動車も同じ。HV(ハイブリッド自動車)が普及し、今後はPHV(プラグインハイブリッド自動車)やEV(電気自動車)などがますます増えてくることも予想されていますね。
車と住宅との関係も今後、より密接になっていくことが考えられます。住宅を購入する際は、将来に向けて車と家の在り方を意識しておくのも良いかもしれませんね。
■屋外用充電コンセント
家づくりの際、気軽に取り入れられるものとしておすすめなのが充電用のコンセントです。EV、PHVを充電するため屋外に設置するコンセントは、5万円ほどで取り付けが可能。高額な設置費用をイメージする部分ですが、実は気軽に取り入れられるのです。これから家づくりをする方は、今は必要なくても将来を見据えて検討してみてはいかがでしょうか。
■災害対策に車からの給電を
環境に加えて高まっているのが防災への意識です。大地震や台風など激甚化する自然災害へ備える意味でも車と住宅の連携があります。それが車から住宅に電気を供給する「Vehicle to Home(V2H)」という仕組み。シンプルな充電コンセントと違いV2Hの機器はまだまだ高額ですが、太陽光発電でつくった電力で車を充電し、災害などで停電した場合は車から生活に必要な電力を供給できるなど、省エネ・防災を両立したとても便利な仕組みです。
EV、PHVがさらに普及すれば、こうした機器も身近になってくるのではないでしょうか。
「V2Hまではいらない。でも災害は心配…」という方には、停電時の車からの給電に絞った製品もおすすめです。
日東マテリアルの「スマートエルライン™ライト」は、HV、PHV、EVに付属するACコンセントから家の中に電気を供給することができます。幅広い車種が販売されているHVから給電できるのも大きな特長。停電が起こっても冷蔵庫やリビング・トイレの照明など生活を送る上で必要な電源を確保できるため安心ですね。V2Hの機器ほど高額ではなく簡単に施工できるため、防災の一環として取り入れてみるのも良いでしょう。