- 家づくりのこと
- 2023.01.24
洗面・脱衣を分けて家事動線を便利に。アドバイス編
こんにちは、ニッケンホームです。
前回のブログでは、洗面室と脱衣室を分けることによるメリットをお伝えしました。実際にニッケンホームでもお客様の半数以上から「できれば洗面室と脱衣室を分けたい」というご要望をいただきます。今回は、洗面・脱衣を分ける間取りを実現する際に知っておくと良いことをお伝えします。
■水まわりの面積や動線を意識
前回もお伝えした通り、以前は洗面脱衣室で1坪(2帖)というのが一般的でした。これを分割するのですが、単純に半分にすると窮屈。洗面室1帖+脱衣室1帖というわけにはいきません。
脱衣室をより便利に使うため洗濯機や収納棚を設置することも考えると、脱衣室として2帖ほどは必要になります。可能であれば2.5帖ほどあると、余裕を持って使えるようになるでしょう。
動線にも注意しておく必要があります。洗面室で予備洗いしたものを洗濯機のある脱衣室に持っていくのを手間に感じるという方も。その場合は洗面室と脱衣室を隣接させておくのが良いでしょう。
洗面室を廊下やLDKの一角などに持ってくるケースもあります。より独立した使いやすい間取りとなる一方、オープンになりすぎる懸念も。リビングで過ごしているときに洗顔や歯みがき、ドライヤーの音が気になることも考えられるため、居住空間との位置関係は考慮しておく必要がありますね。最近増えている玄関ホール手洗いの設置有無も含めて、検討するのも良いかもしれません。
■建築コスト増加・間取りへの影響
基本的には洗面室と脱衣室を分けることで床面積が増えるため、建築コストの増加、または延床面積を増やさない場合は他の間取りへの影響が考えられます。建具が増えれば当然、その分の建築コストも増加します。
家づくりの際は、間取りの優先順位やご予算と併せて検討するようにしましょう。