- 家づくりのこと
- 2023.02.09
音のストレスを軽減する家
こんにちは、ニッケンホームです。
住まいのお悩みの一つに「音」の問題があります。大通りに面していたり、線路や踏切の近くだったり…、周囲の環境によっては外部から侵入する音にストレスを感じることもあるでしょう。一方で室内の音が近所迷惑になっていないかという心配も…。今回は、そんな「音」の問題を解消する方法についてお伝えします。
■外壁材と工法
外部からの音の侵入を抑えるためには、外壁材選びがポイントの一つです。ここでも私たちがおすすめするのが「ALCパワーボード」です。パワーボードの特徴の一つは遮音性の高さ。音の反射が大きく、音を通しにくい上、壁の中に伝わった音は無数にある独立気泡が吸収します。外部の騒音の侵入を低減し、静かで快適な室内環境を実現するのです。
外壁材のパワーボードと外張り断熱のネオマフォーム、内断熱の高性能グラスウールによるトリプル断熱の家は、音のストレスを軽減するというメリットもあるんですね。
また、ツーバイフォー工法は気密性が高く、外から音が入りにくいという特徴があります。音のストレスを軽減するためにも有利な工法といえるでしょう。
■24時間換気システムと音の関係
外部の音の侵入を防ぐ一方、室内の音が外部に漏れないようにというご要望もあります。楽器を演奏される方などは特に気を使うところですよね。
音漏れを防ぐ場合、壁の防音処理をするのはもちろんですが、実は大切なのが24時間換気システム。換気口は外部と室内をつないでいるだけに、音の出入りもしやすい場所といえます。ニッケンホームが採用する24時間換気システムは、防音仕様にすることも可能。建物全体でなく、大きな音の出る部屋だけ防音仕様に変更できるので、防音室をつくる際は必須といえるでしょう。
このほか、音の出入りを防ぐためには建具も防音仕様にする必要があります。
実際には、趣味でたまに演奏する程度なのか、音楽教室のように毎日演奏音がするのかなど、頻度や音のボリュームなどによって、どこまで防音するのかは異なります。程度の差がありますが、目安として6帖の部屋を確実に防音するためには100万円程度は必要になると考えておきましょう。