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家づくりのこと
2023.06.20

パッシブデザインで大切な日射取得と日射遮蔽

こんにちは、ニッケンホームです。

ニッケンホームはパッシブデザインにも力を入れています。パッシブデザインとは、太陽の熱、光、風など自然のエネルギーを使って心地よく暮らす設計手法のこと。自然の力を活用することで、健康的で快適かつ省エネで光熱費を抑えた暮らしが実現します。

断熱や通風など、さまざまな要素があるパッシブデザインですが、今回は「日射」についてお伝えします。

 

日射遮蔽と日射取得

夏は太陽の光が室内に入ることで室温が上昇します。これを避けるため、軒や庇などを活用して真上から差し込む暑い日差しを遮ります。

日射遮蔽することで冷房をフル稼働させなくても快適な温度を保ちやすくなり、省エネにつながります。

冬は太陽の位置が低くなるため、南側の窓を大きくすることで光を取り込むことができます。日射取得により暖房コストを抑えることができ、こちらも快適かつ省エネな暮らしが実現するというわけです。

窓の遮熱

高性能な窓の中には、遮熱ガラスを採用した製品があります。熱の流入を遮断することで室内の暑さを抑えるのが遮熱ガラスのメリット

ただし、南側の窓に遮熱ガラスを使うと冬場の日射取得が十分にできなくなる可能性があります。夏場は軒や庇で日差しを防いでいるため、遮熱ガラスを使うのは南側ではなく西側がおすすめ。西側は軒や庇がないケースが多い一方、西日が差し込むことが考えられます。この西日によって部屋が暑くなるのを防ぐため、遮熱ガラスを採用すると良いでしょう。

パッシブデザインは、その土地の環境に合わせて設計することが大切です。注文住宅は土地に合わせた建物をプランできるのも魅力の一つです。パッシブデザインにご興味がある方も、ニッケンホームまでお気軽にご相談ください。

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