- 家づくりのこと
- 2023.09.26
窓にこだわり、ワンランク上のLDKに
こんにちは、ニッケンホームです。
家族で過ごす時間が長いLDKは、家づくりの際に最もこだわりたい場所でもあります。レイアウトはもちろん、床・壁・天井などの仕上げ材、キッチン、家具など、検討するポイントは盛りだくさん。これらに加えて、インテリアと住宅性能に大きく影響する重要な要素として窓があります。
今回はリビングの窓にこだわった実例をご紹介します。
■掃き出し窓の役割
掃き出し窓は、床まである引き違い窓(左右にスライドする窓)のことを言います。掃き出し窓は人が出入りしやすいのがメリットで、テラスやバルコニーと室内の空間をつなげます。
■テラスドアで性能アップ
リビングの窓は、引き違いタイプの掃き出し窓とするケースがほとんどですが、こちらの家では「テラスドア」を採用しました。
テラスドアのメリットは気密性の向上。実は一般的な引き違い窓は、構造上どうしてもわずかな隙間ができやすく、気密性の低下が避けられません。テラスドアは、しっかりと採光を確保しつつ、ハンドルを使った開閉による強い引き寄せ効果で、気密性を高めることができるのです。
住宅性能にこだわったこちらのお客様邸は、高断熱の樹脂窓「APW430」のテラスドア3連窓をリビングに、テラスドア2連窓を洋室に採用。断熱性を示すUA値0.26、気密性を示すC値0.1という高性能住宅となりました。
■ワイドな掃き出し窓で広くて明るい室内に
ワイドタイプの掃き出し窓も人気です。ワイドな掃き出し窓のメリットは開放感が得られ、リビングを広く感じられること。自然の光を採りこみ、より明るい室内空間を実現できます。大開口の窓は、屋外空間との一体感もあり、庭やテラス、ウッドデッキの使い勝手も良くなりそうですね。
開口部は家の断熱性を左右するため、ワイドタイプは断熱性が下がってしまう懸念があります。ただし、建物自体の断熱性を高めておけば、ワイドタイプを採用しても高断熱を維持できるとも言えます。もちろん、樹脂窓などの高性能窓は有効です。
性能と快適な室内空間にこだわる方はぜひ、窓に注目してみてはいかがでしょうか。詳しくはニッケンホームのスタッフまでご相談ください!