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家づくりのこと
2024.01.09

気密性はなぜ重要?

こんにちは、ニッケンホームです。

一年を通して快適な室内環境を実現する高断熱住宅。ニッケンホームがこだわっている建物の断熱は、熱の移動を少なくすることで夏はすずしく、冬はあたたかい暮らしを実現します。建物全体を快適な温度で保つため、温度差によるヒートショックのリスクを低減するのも高断熱のメリットです。

今回は、高断熱住宅の恩恵を最大限に受けるために重要な住宅性能、「気密性」についてご紹介します。

気密と断熱、どっちも大事

熱の移動が少ない=熱が伝わりにくい高断熱に対し、高気密は「空気の出入りが少ない」ことを意味しています。木造住宅はどうしても、目に見えない隙間があり、外気が入ってきたり、室内の空気が逃げてしまったりします。

いくら壁や床、天井の断熱性を高めても、隙間から空気が出入りしたら快適さは失われ、空調効率も下がってしまいます。もちろん、部屋ごとに温度差が出てしまう可能性も。

つまり気密性が低いと、高断熱のメリットを生かしきれない家になってしまうのです。家づくりの際は気密性・断熱性の両方を高めておくことが重要です。

高気密のメリット

上記の通り、高気密高断熱の大きなメリットは快適な室内空間を実現すること。さらに、木造住宅の大敵である結露を防ぐためにも高気密高断熱は有効です。外気と室内の空気を触れにくくすることで、カビや腐食の原因となる結露を抑え、建物の劣化を防ぎます。

このほか、気密性を高めることで換気効率が高まるのもメリット。設計時に計画した通りの換気性能が持続できるため、空気がうまく循環し、清潔な空気が流れる室内環境を保ちます。

空気とともに音の出入りも少なくなるため、遮音効果も高まります。車や電車、雨の音などが聞こえにくくなる上、室内の音も漏れにくくなります。国道や線路沿いの家、小さなお子さまやペットがいるご家庭などにも、高気密住宅はおすすめです。

次回は、ニッケンホームが行っている気密性を高める取り組みについてご紹介します。

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