住まいづくりのコラム

納得の住まいづくりに
役立つ情報をお届けします。
家づくりの参考に是非お役立てください。

住宅選びのポイント平屋住宅暮らし方
2018.07.13

平屋住宅-住んでから気がつくメリット

平屋住宅は階層がないため、高齢者になっても安全でいつまでも安心して長く住めるイメージがあります。
確かに階段がないことで身体の自由が効かなくなってきた年齢になっても、今までと同じように暮らすことができますし、小さな子どもたちがいる家庭も階段からの落下などの事故がないので魅力があります。
ただ、平屋住宅の魅力は安全性や子育ての面だけではありません。
実際に暮らし始めるまでは、なかなか気がつきにくい平屋住宅のメリットがあります。
生活してみると、上下階の動きがないことによって動線がシンプルになっていたり、家族同士の程よい距離感を感じることができたりとすぐに良い面を感じられると思います。
また、将来的に建物の維持費を抑えることもできますので、長い期間で平屋住宅の恩恵をたくさん受けられます。
そうした、住んでから気がつくメリットを挙げていきます。

生活する上で移動時間が短く動線がシンプル

まず、平屋住宅になると生活する上で移動時間の短縮になります。
例えば、クローゼットが2階にある住宅であれば、少し肌寒いから上に羽織るものを着たいなと思っても、2階のクローゼットまで上がらないと着替えがありません。上下階に移動を行う必要があります。
平屋住宅になると2階への移動がなくなりますので、着替えが欲しいときも平面の移動だけで取りにいけるシンプルさが出てきます。
着替えだけでなく、家事を行っている時も台所で料理をしながら、合間に洗濯物を片付けたり掃除をしたり家の中をあちこち移動を行うでしょう。そうした際にも平屋住宅のようなコンパクトに収まった空間であれば移動距離が短く、なおかつ上下階の運動がないのでシンプルに移動することになります。

空間を見渡せて家族と程よい距離感を感じられます

平屋住宅は同じ階に空間が全てありますので、ドアや壁で仕切られていない空間は基本的に見渡すことができます。
そのため、家族の気配を近くに感じることができます。
また、部屋から出てくれば同じ空間にいる状況となりますので自然と家族の触れ合う時間が増えていきます。
各々のプライバシーを個室で確保しつつも、必ずリビングを通らないと行き来ができない間取りにすれば、コミュニケーションが減りがちな成長期の子どもたちとも安心して暮らすことができるでしょう。
家族と程よい距離感を保ちながら、自然と会話やコミュニケーションが増える素敵な住宅も実現可能です。

建物の維持費を圧縮することができます

建物が1階建てになることで維持費を圧縮することが可能です。
住宅の維持費でも大きな金額になりがちなのは外壁修繕費のようです。
塗装の塗替えや外壁の張替えなど、外壁の素材や周囲の環境等にもよりますが、築後15年くらい経過してからメンテナンスが必要になってきます。
15年前後で定期的に修繕費用が発生しますが、平屋住宅であれば2階建住宅よりも費用は圧縮することができます。
単純に外壁の面積が少なく済みますので外壁材の使用を少なくすることができますし、面積が小さければ作業日数も抑えられるので人件費もカットできます。また、2階の天井の高さまで足場を組んで作業を行う必要がありません。
そうした足場代でも差が出てくることを考えると、平屋住宅の方が修繕にかかるコストは少なくなるのが分かります。

体調が悪い時にありがたみを感じることも…

風邪をひいたり腰が痛かったりと体調が思わしくなく感じている時に平屋住宅のありがたさを感じることも多いです。
2階建や3階建住宅の場合、寝室が2階や3階に設けているケースが多いです。
その場合、体調が悪く仕事から帰ってきて2階まで上がるのが辛い時には、頑張って階段を登っていくか1階のリビングのソファなどで休むかをしなければなりません。
平屋住宅であれば、玄関を入ってから階段を登らずにベッドまでまっすぐ行くことができます。
体調が悪い時には、家に入った途端に緊張の糸が切れて体を動かすのが辛くなることも多いです。
そうした時に1階に全ての部屋があると、とても楽に暮らすことができるでしょう。

まとめ

平屋住宅のメリットは様々あります。
一番初めに思いつくのは、上下階の動きがないことで自分たちが年老いたときにも安心して暮らせることでしょう。
ただ、そこまで将来的な話でなくても、平屋住宅のメリットはたくさんあります。特に住んでから気がつくメリットもたくさんあるでしょう。
生活動線を短くできることで効率的な家事もできますし、体調が悪いときも楽に移動することができます。
建物の維持費についてもメンテナンス費用を圧縮して、経済的にも魅力を感じることができるでしょう。
また、同じフロアに家族が集まりますので、成長とともに子どもとの会話が少なくなりがちですが、平屋住宅ではコミュニケーションも取りやすい住宅になります。
こうした普段の生活に直結するメリットも考慮してみると、平屋住宅の良さが更に増すでしょう。

住まいづくりのコラム一覧を見る

住宅選びのポイント 平屋住宅 暮らし方 についてのその他のコラム

もっと詳しく知りたい方にニッケンホームの家づくりがわかる
コンセプトブック

資料請求はこちらarrow_forward_ios

Copyright (c) Nikkenhomes. All rights reserved.