住まいづくりのコラム

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住宅選びのポイント
2019.01.21

断熱材と省エネ性の関係性

住宅の省エネ性を高めるには、色々な選択肢があります。
電気の使用量が少ないLED照明を採用することや給湯設備に省エネ機器を使うこと。または、屋根の上に太陽光発電を設置して自然の力を利用して発電を行うこともできますし、高効率な冷暖房を使用するなど様々な内容を組み合わせることで省エネ性の高い家ができます。
そうした省エネ性を高める方法の1つとして、断熱性を高める方法もあります。
ニッケンホームの住宅で言えば、ダブル断熱「よくばりアルダス」、トリプル断熱では「ミライエ」やハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2017を受賞したトリプル断熱の「ソリエプラス」、外断熱では大収納空間や屋上庭園を作れる「パワーMAX」といった住宅のラインナップがあります。
それぞれ特徴が異なりますが、いずれの住宅も省エネ性を意識した高断熱の住宅となっています。

ダブル断熱で夏は涼しく冬は暖かいお家

ダブル断熱という言葉を聞いたことがありますでしょうか。建物の断熱の話になると、専門性の高い内容になってきますのでなかなか難しく、耳にしたことがあっても違いまでは分からない方が多いと思います。
一般的な断熱方法は充填断熱工法と呼ばれ、木造住宅の柱と柱の間に断熱材を敷き詰めていく方法で、昔ながらの断熱工法です。日本全国で普及している工法のため、安価に施工できる工法ですが、柱がある部分には断熱材を使えないため、断熱欠損が大きいことや、壁内結露のリスクがあることから、快適性やメンテナンスを考えるとデメリットもある工法です。
それに対して、ニッケンホームの「よくばりアルダス」で採用しているダブル断熱は、従来の柱と柱の間に断熱材を入れる充填断熱工法を行った上で、さらに外側に断熱材を施工します。柱の部分も断熱ができることで、断熱欠損を激減させることができます。これにより断熱性が高まり、冷暖房費用を抑えることができ結果として省エネ性が高まる住宅となります。

さらに断熱性の高いトリプル断熱の住宅

トリプル断熱はその名の通り、3層の断熱を行う住宅です。ニッケンホームの「ソリエプラス」や「ミライエ」がトリプル断熱工法を採用した住宅となります。ダブル断熱と同じように柱と柱の間に断熱材を施工して充填断熱を行い、その外側にも断熱材を施工、さらに高性能の外壁材を使用することで、3層の断熱を行うことになります。
ニッケンホームでは、柱と柱の間には高性能グラスールを使用し、外側にはネオマフォーム、高性能の外壁材はALCを用いています。使用している断熱材はダブル断熱と同様ですが、断熱層がトリプルになることで、その分の断熱性が高まり、さらに光熱費の節約になります。
トリプル断熱を行う「ソリエプラス」や「ミライエ」は、省エネ性が高く、ゼロエネルギーハウス(ZEH)と呼ばれる住宅に該当します。
ゼロエネルギーハウスとは、住宅内での消費エネルギーが少なく、さらに太陽光発電を設置することで光熱費をゼロにすることが可能な住宅のことを言います。
光熱費がゼロになるだけでなく、太陽光発電で余った電力は売電をして収入も得られますので、家計にも優しい住宅となります。

断熱性能を高めるには、窓も高性能の窓ガラスに

断熱材をしっかりと施工することで、住宅の省エネ性を高めることができます。ただ、断熱材だけでは不十分で、開口部と呼ばれる窓やベランダなどの窓ガラスも断熱性が高いものを採用することが必要です。
窓は、大きく分けて窓ガラスとサッシ部分の2つの素材で断熱性が変わってきます。窓ガラスはLow-Eガラスや複層ガラスを採用することで断熱性が高まることができます。サッシは金属サッシではなく、熱伝導率の低い樹脂製のサッシを採用することで室内の暖かさや冷たさが外に逃げにくくなります。ニッケンホームでは、こうした窓ガラスについても断熱性の高いものを採用し、省エネ性の高い住宅を作っています。

優秀賞を受賞した太陽の家「ソリエプラス」

一般財団法人日本地域開発センターが主催するハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーは、省エネ性の高い住宅を表彰する制度です。大学の教授等で構成される審査委員会にて、トータルで省エネルギー性能が高い住宅か様々な視点からジャッジします。
ニッケンホームでも、太陽の家「ソリエプラス」がハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2017で優秀賞をいただきました。第三者から省エネ住宅として評価された「ソリエプラス」は、年間を通して快適な住宅を提供しています。
省エネ性が高く、創エネも行うことで、ゼロエネルギーハウスを実現します。また、建築物省エネルギー性能表示制度BELSでは、最高ランクである5つ星を獲得している点も、安心感と信頼性の高い住宅を提供している証しとなります。

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