- 住宅選びのポイント
- 2019.10.16
家づくりの進め方
家づくりは、様々なステップを踏んで行っていきます。
人生の中で多くの方が1度くらいしか経験しないものとなり、初めての経験となるケースが多いでしょう。
家づくりはどのように進めればいいのか、明確なイメージを持てない方も、この記事を読んでいただくと、いつ何をすれば良いのかが分かるでしょう。
住宅会社選びからスタート
まずは住宅を建てる会社選びから始めましょう。
住宅会社を選ぶには、インターネットで調べるのはもちろん、各社のモデルハウスを見に行く方法もあります。まずは情報収集を行いましょう。
各社、それぞれ特徴のある住宅工法を用いていますし、デザインや性能といった傾向も会社によって異なります。
自分の好みや理想に合いそうな会社をピックアップしていきましょう。
住宅会社の絞り込みと相談
気になる会社があったら、実際にその会社に相談をしてみましょう。
ホームページやパンフレットなどの情報だけでは、その会社の特徴や雰囲気、担当者との相性など分からない面も多々あります。
そのため、実際に担当者に相談を行なって、気になっていることを直接聞いてみましょう。
担当者は色々と会社の特徴を教えてくれると思いますし、質問に対しても答えてくれるので、気になっていることを明確にしていくことができます。
さらにこの時点で、資金計画の相談もあわせて行うと良いでしょう。住宅会社によって坪面積当たりの単価は異なります。同じ面積の住宅であっても、価格が高いところと低いところがあります。資金計画の相談を行うことで、予算にあった住宅を建てられるかどうかを見極めることができます。
希望の土地探しやプランニング
住宅会社との相談を行なったら、次は土地探しや住宅のラフプランニングを開始します。
土地を既に保有している方は、土地に建物があれば解体を行う見積もりを取得したり、敷地の広さや法規制で土地が利用できなかったりしないかを確認していきます。また地盤が弱い土地であれば、地盤改良や杭を打って建物を支えることも検討します。
まだ土地を所有していなければ、土地探しから始めます。住宅会社は土地探しも手掛けていたり、土地探し専門のグループ会社を保有していたりします。住宅の建設と土地探しは切っても切れない関係ですので、対応を行なっている会社がほとんどです。土地がまだ決まっていない方は土地探しのプロの力を借りることで、目的に合った土地を見つけることができるでしょう。
土地探しと同時にラフプランニングも行なっていきます。土地を探すとしても、どのくらいの広さの土地が必要か、また立地条件なども考えていかないと土地を確定することは難しいです。
土地探しのために、どのような住宅で暮らしたいかを考えていきます。土地の形状だったり、広さ、住みたいエリアなどの考えをまとめていくことで、探していく土地を絞り込んでいくことができます。ここで注意したいのは、希望や理想を絞り込みすぎると、全ての条件を兼ね備えた土地を見つけるのは困難になっていきますので、ある程度の幅を持たせて土地探しを行うと良いでしょう。
建設費用や仕様、プランニングの詳細を詰めていく
希望の土地が出てきたら、その土地に合わせたプランニングを行っていきます。土地によって法律の規制等が異なってきますので、同じ大きさの住宅が建てられない土地があったり、防火仕様の住宅にしなくてはならない場合もあります。住宅のプロが法規制も確認しながらプランニングを行います。
ここまで来ると具体的な建設費用も出てきますので、予算に合うかどうかの見極めができます。予算オーバーであれば仕様や間取りを変更したりできますし、予算が余るようであれば設備のグレードアップすることもできます。
住宅ローンの申し込みと、土地・建物の契約
建物のプランもでき土地も見つかったら、住宅ローンの申し込みや土地契約の準備を行なっていきます。住宅ローンも土地の契約も住宅会社や不動産会社が斡旋していますし、書類の準備を手伝ってくれます。全体的なスケジュールも住宅会社が把握していますので、調整や申し込みも含めて依頼すると安心です。
詳細図面の確認や、内装・外装などの確定
土地や建物の契約を終えた後は、住宅の詳細図面を作成していきます。
また、内装や外装のカラーなども決めていきます。
建物の建築請負契約を締結し、着工に向けて準備を行っていきます。
住宅の工事着工から完成
住宅の着工時には、着工金を住宅会社に支払った上で工事が始まります。
工事が完了したら、住宅の確認や残金のお支払い、不動産の登記を行って施主様に住宅の引き渡しを行います。