愛車や趣味のスペースに魅力たっぷりなガレージハウス
車やバイクを安全に収納できるガレージハウスは、家の内部にガレージがあることで様々なメリットがあります。
大事な車やバイク、自転車などが雨風に晒されずに保管することができますし、いたずらや盗難を防止することができます。さらに住居部分からガレージに直接アクセスできるようにしておけば、雨の日でも濡れることなく車の乗り降りをすることが可能です。
自動車の手入れやD I Y作業、趣味で広いスペースが必要な方であれば、ガレージを作業スペースにしたり作業道具を収納する場所としても活用することができます。
また、駐車スペースが取れない狭い敷地であっても、ガレージを組み込むことで効率的に駐車スペースを確保することができるのも、都会の中心部などの狭小地に住宅を建てる場合は魅力でしょう。
ニッケンホームで住宅を建てたお客様の中にも、ガレージハウスを建設した方がいらっしゃいます。ガレージがリビングと繋がっており、ガラス張りで愛車もインテリアの1つとして住空間に馴染ませることができます。大事な愛車を家の中からいつでも見ることができるのは、車好きな方にとっては嬉しい限りですよね。かっこいい車やバイクをインテリアのように飾ることができますし、車が雨で汚れたり、傷がついたりいたずらされることを防げるガレージハウスは人気が高いです。
中には、テレビや映画に出てくるようなガレージハウスに憧れる方も多いと思います。テレビや映画ではお洒落な住宅で格好良い車を室内に展示して、とても画になります。
見た目だけでなく、休みの日にはガレージでワックスをかけたり、タイヤ交換やオイル交換など愛車のメンテナンス場所としても使うことができます。また、外に置いておくと盗難が心配なタイヤも、安全に保管することができます。
ガレージハウスを考える時に気をつけるポイント
ガレージハウスは、家の中に車を止めるスペースを設けることになります。そのため、自動車やバイクを入れる分だけ、1階部分の住居面積が少なくなってしまいます。土地が広くガレージを1階に組み入れても、十分な居住スペースを設けることができる場合は考えなくても良いですが、敷地が狭い場合は上層階へ居住スペースが移っていきます。
1階の居住面積がガレージハウスで削れるので、リビングやキッチンなどを2階や3階へ作らなければ、物理的な面積が足りなくなってしまいます。居住スペースを上層階に持っていくことは、生活動線にも大きく関わってきますので、家族の生活を十分に把握した中で、どのお部屋の機能を上層階に持っていくと良いかを事前にじっくりと検討した方が良いでしょう。
また、住宅が完成した後にガレージの大きさを変更することができません。例えば、今は小さめの車に乗っていたとしても、数年後に大きな車や車高が高い車に乗り換える可能性もあります。
その場合、今の車に合わせてガレージのサイズを決めてしまうと、後々に狭くて使いにくいガレージになってしまったり、新しい車を駐車することができなく車の購入を断念したりしなければならない可能性もあります。
そうした車が変わることも考えて、ガレージは最大の大きさで考えた方が良いでしょう。また、車のサイズだけでなく、ガレージに止めたい車の台数も将来的に増えるようであれば、設計する段階で考えなければなりません。ただ、2台、3台と台数を増やしていけばいくほど住居部分は狭くなってしまうので、何を優先すべきかを考えて決めることが必要です。
車の音や排気の対策も必要
ガレージハウスは魅力いっぱいですが、騒音の対策は必要になります。家の一部がガレージとなりますので、車のエンジン音やシャッターの開け閉めなどの音が発生します。
早朝に外出する場合や残業で深夜遅くに仕事で帰ってきた時、車の出し入れをする音で家族の睡眠を邪魔してしまうことが考えられます。また、冬場に暖気運転しようとした場合もエンジン音が課題になります。
寝室やリビングなど静かな空間が求められる場所とガレージが、隣り合わせの配置ではなく離して設計するなど音の対策は必要になります。
また、住宅内でエンジンを回すことになりますので、換気を十分に行う必要があります。排気ガスは臭いもありますし、身体に有害でもありますので、排気が十分にできる換気扇を設置するなどガレージ内をクリーンな空気で保つことができるようにしましょう。
ガレージハウスは税金面でメリットも
住宅の中にガレージを組み入れることで、税金面のメリットがあります。
ガレージ部分の床面積は固定資産税の対象外となるケースがあります。
住宅全体の床面積のうち、ガレージの床面積を5分の1以下にした場合に固定資産税の対象外となるのが一般的です。