住まいづくりのコラム

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暮らし方
2020.02.02

ペットは家族の一員、ペットと暮らす住宅

犬や猫などペットを飼っている家庭は多いです。ペットは他人から見れば動物でありますが、ペットを飼っている家庭としては毎日、一緒に暮らしており、家族と同じかそれ以上の存在になります。

住宅を建てる場合には、そうしたペットのことを考えた住宅を建てようと考える方も多いでしょう。 ペットを飼っていると散歩やトイレの掃除、食事をあげたりと、日常的に世話をすることになります。また、住宅内にある危険要因をなるべく排除してペットが安全に暮らせる空間を考えることも必要でしょう。 今回はペットと一緒に暮らす住宅について考えてみます。

ペットが安心して暮らすことができる安全性

住宅内の安全性は、人間だけでなく、一緒に暮らすペットのことも考えたい人も多いでしょう。人間は仕事や学校で外出する時間も多いですが、ペットと一緒に外出する機会は限られており、ほとんどの時間を住宅の中で過ごしています。

また、仕事や学校がある日中の時間帯は、家にはペットだけという時間も多いでしょう。特に共働きをしている世帯では、ペットが留守番をしている時間が多くなるのは仕方ありません。

誰かが家にいる時間帯は安心ですが、誰もいない中でペットを一人にするのであれば、安全面を確保した、安心できる環境を整えてあげたいところです。

ペット対応の建材を使用することで安全性向上

人間にとっては何てことのない物であっても、ペットにとっては住みにくい住宅になっている可能性もあります。例えば、床材。人間は問題なく歩けたとしても、犬や猫にとっては滑りやすく足の踏ん張りが効かない床材もあります。

そうした床材を選んでしまっていると、犬や猫が走ろうとして転倒するようなことも出てくるでしょう。ペットが滑りにくい床材を選ぶことにより、そういったリスクを回避できます。

ペット対応の床材は滑りにくいだけでなく、歩いている時の爪の引っ掻きや汚れにも強い素材になっていることが多く、安全性と機能性を兼ね備えています。また、床材だけでなく腰壁を引っ掻き傷に強い壁材にすることもおすすめです。

特に猫は壁や柱で爪研ぎをする習慣があります。普通の壁紙や木で仕上げていると、猫の爪研ぎによって新築であってもあっという間にボロボロになって、見栄えも悪くなってしまいます。

腰壁の高さまで引っ掻き傷に強い建材を使用することで、耐久性とメンテナンス性を高めることができます。

ゲートを設けて動線を制限

家族の一員であるペットですが、立ち入って欲しくないエリアや危険な空間もあると思います。2階に吹き抜けがあり、ペットがジャンプして登ると落下してしまう可能性がある場所や、キッチンの食べ物を食べられてしまう恐れがある場合など、ペット自身の危険性も考えて動線を遮断すべき場所も出てくるでしょう。

住宅の設計時にそうしたことが分かっていれば、ドアを設置して動線を遮断したり、吹き抜けを設けない選択肢もありますが、ペットは想定外の行動をすることがあります。

住んでみてから「こうしておけば良かったな」と思うこともあり、そうした時は後付けの工事でドアを設置したり、据え置きタイプのゲートを設けることでペットの動線を制限することもできます。

できるだけ後からの工事等が発生しないように、設計の段階でペットが立ち入ったら困りそうなところや危険になりそうな場所を考え住宅を作りたいところです。

ペット専用の空間を設けると住宅への愛着や楽しみも

安全性や機能性を求めるのも良いですが、ペットのことを考えた住宅であれば、ペット専用の空間を作ると良いでしょう。当社で住宅を建てたお客様の中にも、ワンちゃんの専用スペースを設けてベッドや照明を設置したお宅があります。

ペットが猫であれば、壁に猫専用の階段を設けて、キャットウォークにすれば猫の遊びスペース兼お昼寝場所として活用するでしょう。キャットウォークをアクリル板など透明な素材で作れば、下から愛猫の肉球をしっかり見る楽しみもできます。

また、住宅内を自由に移動できるよう、ペットの通路用ドアを設置することもできます。ドアにペット用のドアが付属しているものもありますし、壁にくぐり戸を設けてペットが行き来できるように設計することも可能です。壁の一部にペット専用のくぐり戸があれば、そこを愛犬や愛猫等がくぐって部屋を行き来する姿を想像するだけでも、とても楽しい気分になりそうです。

犬を飼っている場合は、庭にドッグランを設ける方もいらっしゃいます。芝生を植えることで、走り回っても芝生がクッションとなりワンちゃんの足に優しいドッグランになります。自宅の庭で思いっきり遊ぶことができるとストレスや運動不足の解消に繋がりますので、愛犬も喜ぶ住宅になります。

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