注文住宅で叶える、オーダーメイドのガレージハウス

ガレージハウス: 2021.10.03

愛知県は、乗用車保有台数第一位^※です。普段、移動手段として使用している方も、「カーポートや駐車スペースを新設したい」「リフォームをしたい」と思うタイミングがあれば、その時がガレージハウスを持てるチャンスかもしれません。

もし、“車やバイクが趣味”だったり、“思い切り何かを楽しめる多目的スペースが欲しい”などという、特別なスペースへの憧れがあるのなら、なおさらでしょう。

自分好みのオーダーで夢を叶える注文住宅。ぜひ、注文住宅ならではのガレージハウスを検討してはいかがでしょうか。

※資料： (一財)自動車検査登録情報協会HP「都道府県別・車種別保有台数」

ガレージハウスのデザインで譲れないこと

家が十人十色なら、一角のガレージハウスも同じこと。例えば、愛車やバイクを眺めるため、ガラス仕様にしたいとオーダーをしても、居室とつながる生活動線やガレージの広さ、ドアや窓、天井などのパーツ位置、内装によってデザインは変わり、ひとつとして同じものはありません。本当に、世界でたったひとつのガレージハウスが完成するのです。

当然、予算内でできる、できないの現実問題もありますが、「絶対に実現したいこと」「できれば実現したいこと」「可能性があるなら実現したいこと」の優先順位を3段階でつけていくことで、納得できるデザインの方向性が固まっていきます。

最終的に当初のデザインと違ったとしても、「絶対に実現したいこと」が形になれば、満足できるガレージハウスとなるでしょう。

せっかくガレージハウスをつくるのですから、最初は思い切り、アイデアや希望を出して構いません。ガレージハウスだけの費用だとしても、大きな金額が動きます。注文住宅で全体を設計するとなれば、いうまでもないでしょう。だからこそ、どんな夢を形にしたいかをまず出し切ってみることが、後悔しないために重要なのです。

余裕を持ちたい、ガレージハウス内の設備やスペース

ガレージハウスが住宅と一体化したスペースである以上、単なる駐車場とは違う設備が必要になります。扉をシャッターにする場合、窓がついているとしても、暗さを感じたり、換気が悪く、暑さ寒さの調節ができなったり、湿度が高くなったりなどの不都合が出てきます。ガラス張りだったとしても、温度・湿度調節は難しくなります。どちらにしても、車やバイクなどを大事に扱うなら、人の居住空間と同じようにエアコンやLED照明、換気扇の設置はあったほうがいいでしょう。

ガレージハウス内外で拭き掃除や修理作業、洗車などをする場合も考えてみてください。工具置き場や水回り設備なども欲しくなるでしょう。メンテナンスの趣味が高じて、ジャッキなどの工具やタイヤ、ホイールなどを揃えたりすれば、後づけでの設備やスペースの拡張は困難かもしれませんから、設計段階から設備やスペースは余裕を持って確保しておきたいものです。

臨機応変に対応できるガレージハウスづくり

最初は、実用的にガレージハウスとして車やバイクなどを保管する目的、鑑賞する目的、仲間が集う目的、倉庫や事務所を兼用する目的などから始まったとしても、人生の途中で違う用途や目的が生じる可能性がないとはいえません。例えば、「車やバイクが不要になった」「もっと大きな車が必要になった」「子どもや介護優先の乗車スペースが必要になった」などです。

こだわりを反映させてつくったのはいいけれど、途中で使いづらくなったり、無駄なスペースだと感じてしまったりすれば、何のためにガレージハウスをつくったのかがわからなくなってしまいます。

そこで、注文住宅だからこそできる自由設計のメリットを生かし、当初から臨機応変に対応できるスペースとして、余力を残した設計をおすすめします。注文住宅の真骨頂はここにあるからです。