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暮らし方
2015.06.15

“片付けられる家”はどんな家?

部屋が片付いているとそれだけで居心地がよく、気持ちもスッキリします。また必要な物を探す手間が省けるので、無くし物を防ぐことができ無駄な出費を抑えられます。しかし、「片付けてもすぐに部屋が散らかってしまう」「収納スペースが物足りない」「どのように収納したらいいのかわからない」など、上手な片付け方法がわからず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
収納下手な人でも簡単に片付けられるようになるには、まず片付けやすい家づくりが必要になります。そこでこのページでは、今の暮らしづらさを改善し、"片付けられる家"にするためのポイントをご紹介します。賢い収納術でワンランク上の暮らし方を望んでいる人は必見です。

"短い動線"で暮らし方が大きく変わる

収納において最も大切なのは"動線"です。動線とは、人が家の中で移動する経路のことです。ものを片付ける際は、この動線をできるだけ短く設定することで無駄な動きを省くことができ、快適に暮らせるのです。そのためには、住人それぞれの行動パターンによって何をどこに収納するのかを決めることが大切です。

例えば、リビングで着替えをするため、床やソファに服が山積みになっている人がいるとします。この場合、服を着替えるリビングに洋服用の収納スペースを作ることで、生活に合わせて楽に片付けをすることができます。
また、食材を保管するパントリーは玄関とキッチンの間に設けるのがおすすめです。そうすれば大量にまとめ買いをしても、玄関からキッチンに向かう間に食材をスムーズに収納することができるからです。さらに、パントリーとキッチンが隣合わせになることで、調理時の移動を最小限に抑えることもできます。

このように、家族の行動パターンに応じた適材適所の収納を心掛けることで動線が短くなり、片付けをスムーズに行うことができます。

家族の暮らし方から収納を考える

"片付けられる家"にするためには、家族一人ひとりの暮らし方に応じて、収納に柔軟性を持たせることが大切です。例えば洗面所を例に取るとしましょう。洗面所は、朝の身支度や夜の入浴、洗濯を行う場所であり、家族全員がほぼ毎日、1日を通して使用する場所です。そのため、洗面所の収納は家族全員の動線を最短に抑えるのに重視すべきポイントなのです。

洗面所が脱衣所を兼ねている場合、脱いだ服をすぐに洗うことができるようにカゴや洗濯機を設けている家庭は少なくありません。また、入浴時や洗面時に使用するタオルを洗面所に収納している家庭も多く見られます。しかし、洗面所にパジャマや下着などの着替えを収納しているという家庭は少ないのではないでしょうか。お風呂あがりに着るパジャマを洗面所に収納すれば、部屋から洗面所までパジャマを運ぶ手間を省くことができます。このように、特定の物を使用する箇所が決まっている場合は、その場所もしくはその近くに収納することが望ましいのです。

また、洗面所のすぐ近くに洗濯物干場を設けると、洗濯機から取り出した洗い物をスムーズに干すことができます。さらに、洗面所に収納スペースがあれば取り込む際も便利です。家事の時短テクニックにも繋がる収納と動線で、忙しいお母さんも心と時間にゆとりを持てます。

洗面所が脱衣所を兼ねている場合、脱いだ服をすぐに洗うことができるようにカゴや洗濯機を設けている家庭は少なくありません。また、入浴時や洗面時に使用するタオルを洗面所に収納している家庭も多く見られます。しかし、洗面所にパジャマや下着などの着替えを収納しているという家庭は少ないのではないでしょうか。お風呂あがりに着るパジャマを洗面所に収納すれば、部屋から洗面所までパジャマを運ぶ手間を省くことができます。このように、特定の物を使用する箇所が決まっている場合は、その場所もしくはその近くに収納することが望ましいのです。

さらに、収納スペースを変化させることも"家族の暮らし方から収納を考える"という意味で大切なポイントです。家の中で最も臨機応変に収納スペースを変化させる必要があるのが、"子ども部屋"です。子どもは成長に伴いライフスタイルが日々変化していきます。幼い頃はおもちゃなどのサイズが小さく、量も少ないため、あまり収納に困ることはありません。しかし成長するとともに使用する教材や衣類、思い出の品などが増え、サイズも大きくなります。こんなときは、伸縮タイプのラックや棚板の移動・追加が可能なクローゼットなど、自由に取付けたり位置を変えたりすることができる収納アイテムがおすすめです。成長に合わせて変化に対応できる家具をそろえることで、収納スペースを確保することができます。

簡単にできるワンランク上の収納術

次は「家の間取りを変えずに、今からでも簡単に片付けを始めたい!」という人必見の収納術をご紹介します。 かさばりがちな細かい物は、ジャンルごとに容器に収納するとゴチャゴチャとすることなくスッキリします。 また、収納用の容器を用意する際は、大きさや形、柄などを統一しましょう。これを取り入れれば、まとまりが出て見た目がよくなり、インテリアとしての効果も発揮されます。さらに、どこに何が入っているのかひと目で分かるようにラベルを貼ると、ものを探す手間をも省くことが可能です。

一家団らんのひとときを過ごすリビングは、さまざまな物が持ち込まれるため散らかりやすい場所でもあります。そこで活躍するのがこの収納容器です。家族一人ひとりの収納容器を設け、それぞれの名前を記入することで必要な物を探す手間を省くことができると同時に、無くし物を防ぐことができます。

このように容器を活用すれば片付けが楽になり、見た目も快適なワンランク上の暮らし方ができます。こういった容器は100円ショップなどで販売されているため、低コストで賢い収納を実現できます。

最後に

家族の暮らし方に応じて収納を自由に変化できるような家造りが"片付けられる家"だといえます。 "使用する場所に収納する"。すなわち、適材適所を意識することで、快適で居心地の良い住まいへと変化します。そうすれば時間と心に余裕ができるので、これまでの暮らし方から一変し"ゆとりのある毎日"を過ごすことができます。
収納スペースに物足りなさを感じている人は、テレビの裏や廊下の壁など、空間を上手に利用して棚を備えてみてはいかがでしょうか。狭いスペースでは、縦の収納を意識すれば"片付けられる家"へと変化させることが可能です。

片付ける場所が遠いと動くのが面倒になり、次第に散らかってしまうことが考えられます。そのため、家の中での移動経路を短くした動線を意識する"賢い収納術"が大切なのです。

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