住まいづくりのコラム

納得の住まいづくりに
役立つ情報をお届けします。
家づくりの参考に是非お役立てください。

資金計画
2015.08.27

賢く使おう!住宅ローンの活用術

住宅ローンでは費用を分割で支払っていくことができるため、日常生活の中で家計にそれほど影響を与えることがありません。そのため、住宅ローンを利用すれば、無理なく理想の住宅を購入することができます。そんな住宅ローンを利用しようと考えているのであれば、"金利"をよく理解しておく必要があります。

金利は、ローンを組んだ際に発生する"利息"を算出するために用いられます。金融機関の広告やホームページ上に、「金利◯◯%」と表示されているのを目にしたことがある方も多いはず。無理なくローンを返済するためには、あらかじめ無理のない返済プランを計画しておくことが大切です。以下に、住宅ローンを組む上で知っておきたい"活用術"をご紹介します。

今がチャンス!低金利で借入可能額は高く、負担は少なく!

住宅ローンで借りられるお金の限度額を"借入可能額"といいます。このお金は、ローンを組む本人の年収や返済能力、所有する資産などによって変動します。年収が少なかったり返済能力が低かったりすれば、借入可能額も比例して少なくなるのです。しかし、借入可能額は"設定されている金利"によっても大きく変動します。これは金利が1%変わるだけで、利息に大きな差が出るためです。

例えば1,000万円以上のローンの場合、金利が1%上がると利息は数百万円も上がるといわれています。反対に、金利が1%下がると利息は数百万円も下がるということになります。 このように、金利が低いと月々の返済額も少なくなるため、年収の低い方や所有する資産が少ない方でも高額なお金を借りることができるのです。

近年、日本は低金利時代になっているといわれています。そのため、住宅ローンを組むなら今がチャンスであるといえます。 「金利が低くなることで、月々にかかるお金の負担はどのぐらい軽減できるのか?」と考える方もいるかと思いますが、その金額は設定されている金利や個人の借入額などによります。借入額によっては昔と比較して、1ヶ月でおよそ7万円もの負担を軽減することが可能です。利用する金融機関やサービスにより差はありますが、これは十分大きな魅力といえます。

リスクを抑えるなら固定金利が吉?金融機関はこう選ぶ!

日本には数多くの金融機関があるため、どこを選べばいいのかと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。 目の前の負担を軽くすることばかりを優先して、金利の低さや目先の返済額の安さを重視した"変動金利"を選ぶという方も多くいます。しかしこれには、後に金利が上がる可能性があるというリスクがあります。そのため、お金のリスクを抑えるなら"固定金利"を選ぶのがおすすめです。

固定金利は何かしらの影響を受けることなく、常に一定の金利を保ち続けます。時期などにより金利が下がっても月々の返済額が下がらないというデメリットはありますが、安心して将来設計を立てたいという方に最適です。 上述したように、金利は変動する可能性があるものです。例えば日本の景気が回復すれば、それに合わせて金利も上がる仕組みになっています。住宅ローンは数十年という長い年月をかけて組むものであるため、将来のことをよく考慮した上で金融機関を選ぶ必要があります。

総返済額を少なく!お金に余裕があるなら"元金均等返済"が最適

住宅ローンの返済方法は、大きく分けて2種類あります。ひとつは"元利均等返済"、もうひとつは"元金均等返済(繰り上げ返済)"です。前者は、完済のときまで返済額が一切変動しません。対して後者は、完済が近付くにつれて徐々に金額が下がっていきます。

多くの方に利用されているのは、元利均等返済です。しかしお金に余裕があるなら、元金均等返済(繰り上げ返済)を利用するのがおすすめです。最初は返済額が高めに設定されているものの、トータルで見ると返済額を安く抑えることができます。

「お金の負担が軽減することを知らず、別の返済方法を選んでしまった」という方も、なかにはいるのではないでしょうか。そんな方は、自身が可能なタイミングで元金均等返済(繰り上げ返済)に変更することをおすすめします。ローンの種類によっては、返済途中から返済方法を変更することが可能です。ちなみに返済期間が短いほど総返済額は少なくなるため、変更するのであれば早い方が望ましいといえます。

元金均等返済(繰り上げ返済)を利用し、かつ変動金利を選択している場合だと、金利が変われば返済額が変動することになります。すなわち金利が上がれば、月々の返済額も上がるということになります。これは、月々の返済額が"元金(実際に借りたお金)+利息"で決まるためです。変動金利で、元金均等返済(繰り上げ返済)を希望する際は、この点を理解しておきましょう。

無理のない返済プランで住宅ローンを組んで、快適な暮らしを手に入れる!

金利や返済方法など、住宅ローンの利用が初めての方だと頭を悩ませてしまうことが多いかと思います。金利について詳しいことは把握していなかったり、金融機関の指示に従って利用したりという方もいるかもしれません。しかし、あらかじめこれらについて理解しておけば、月々でかかるお金の負担を軽減することが可能です。上記の活用術を参考に、自身にとって最も無理のない住宅ローン返済プランを考えてみてはいかがでしょうか。

住まいづくりのコラム一覧を見る

資金計画 についてのその他のコラム

もっと詳しく知りたい方にニッケンホームの家づくりがわかる
コンセプトブック

資料請求はこちらarrow_forward_ios

Copyright (c) Nikkenhomes. All rights reserved.