失敗しない、後悔しない、注文住宅の土地探し
注文住宅を建てようとする時、土地の有無によってすでに差がついてしまうかもしれません。なぜなら、もし、土地探しに失敗すると、建物を建てる条件に制限が出てしまうことや、快適な暮らしではなくなる可能性があるからです。最初から土地を持っていることが有利とはいえませんが、せっかく土地探しからスタートするのなら、土地探しで絶対失敗はしたくないでしょう。
もちろん、予算内で探すことにはなりますが、探すポイントをいくつか絞らなければ、理想の土地と出会うことは難しくなります。土地探しで失敗しないために、重要ポイントや必要な条件をご紹介しますので、参考にしてください。
建物より重要になる土地探し
注文住宅の大きなメリットは、自由な設計ができることです。ところが、土地の条件によっては建物の大きさや間取りに影響することもありますから、先に土地探しをじっくりすることが第一です。土地を実際見て、周辺環境の調査もしながら見つけてください。周辺の環境も大事で、暮らしてみてからこんなはずではなかったという問題があると、何十年も安心して住み続けられなくなってしまいます。
建物より先に決めなければならない土地のほうが重要になることは、いうまでもないでしょう。将来の資産価値としても、土地のほうが重要な位置を占めるのです。
注文住宅の具体的な土地探し方法
探す方法には3つあります。インターネット、不動産会社、住宅メーカーを利用することです。エリアや周辺環境に興味がある場合、近隣ならすぐ足を運べますが、まず、インターネットで下調べをすることをおすすめします。情報収集が手軽にでき、土地の相場もわかるようになるからです。地元にある不動産会社もわかるようになるでしょう。大手の不動産会社の営業所がある場合もありますが、地元の不動産会社のほうが、土地について昔からの情報を知っている可能性があるため、そこから情報を得ておくことも有効です。
実際、ピンポイントエリアで本格的に土地探しをしたいと決まれば、実際に出向き、時間があれば2~3泊の宿泊をしながらエリアを動いてみるといいでしょう。今は、地方自治体で体験宿泊を行っていることもありますので、こうしたシステムを利用しての宿泊もおすすめです。
ある程度、エリアの目途がついたところで、不動産も探せる住宅メーカーに相談することも一つでしょう。土地の相談、建物の相談、どちらも一緒にできるからです。同時に進行できるほど効率よく、心強いことはありません。
土地探しはあらゆる角度からアプローチしながら探すことで、いい土地を入手する可能性が広がります。もし、希望する土地になかなか出会えない場合は、長丁場を覚悟して、年単位で探すことにしたほうがいいかもしれません。
注文住宅の土地探しで大事なポイント
いろいろなポイントがありますが、クリアしておきたい主なポイントをお伝えします。ある程度、建物プランを依頼したい住宅メーカーがあれば、相談をしながら土地探しをすることをおすすめします。
優先順位
完璧な土地を探しても、予算がある以上、どこかを我慢することも出てくるでしょう。その時に、優先順位をつけておくと、自分に合った土地が見つけやすくなってきます。
例えば、「整形地」「採光がとれる」「角地」「駅近」「スーパーや学校、病院が徒歩圏」「駐車場2~3台分確保」など、譲れない順位からリストアップをしていきましょう。
接道状況
土地と道路の接し方です。方位や間口の広さ、奥行きなどによって、希望する設計になるかが変わりますし、公道か、私道かによっても、土地の使用状況や固定資産税にまで影響があります。
建ぺい率と容積率
どの土地でも、その土地の大きさに対して建てられる建物の大きさは決められています。用途地域での規定があり、同じ大きさの建物だとしても、建ぺい率・容積率の高低によって、必要な土地の広さは変わってきます。
土地と建物プランの同時進行
注文住宅の土地探しは重要ですが、できれば、建物プランも一緒に行うと、失敗する確率は低くなるでしょう。どんな土地にどんな建物の設計ができるかを描きながら進行できるからです。土地を扱う住宅メーカーなら、土地探しと建物プランの同時進行は可能になります。土地に問題がありそうな場合でも、設計のプロに相談すれば、結論はすぐに出ます。
住宅ローンを検討しているなら、なおさらです。土地に目星がついても、住宅メーカーを検討している間に土地が売れてしまった、土地だけで融資をする銀行がないなど、建物プランと同時に住宅ローンを申し込まなければ不都合が多くなってしまいます。土地探しと同様、住宅メーカー選びも疎かにはできません。
ニッケンホームは、土地探しと建物のご相談をワンストップでサポート可能な、実績案件豊富な住宅メーカーです。ぜひ、お問い合わせください。