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住宅選びのポイント太陽光発電住宅暮らし方
2016.06.02

太陽光発電で発生した電力を売ることができることをご存じですか?

一般家庭でも取り付けを希望される家庭が増えてきている「太陽光発電」。

太陽光発電とは、太陽電池と呼ばれる装置を使用し、太陽光エネルギーを直接電力に変換することが可能な発電方法です。テレビなどでよく耳にする機会も増え、皆さんもご存知のソーラーパネルも太陽光発電システムです。

「太陽光発電」は、環境に優しいだけでなく、家計にも優しいシステムがあるのをご存知ですか?

「それは、電気を買う量を大幅に削減し、電気料金を抑えることが出来る点が家計に優しいのでは?」このように、太陽光発電のメリットとして電気料金を抑えることが出来るというイメージを多くの方は持っているのではないでしょうか。もちろん、電気料金を抑えることが出来るメリットもあるのですが...

実は、「太陽光発電」は、電気料金を抑えるだけでなく使わない電力を売ることが出来る家計にとっても嬉しい制度があるのです。

太陽光発電システムとあわせてよく耳にするのが「売電」ではないでしょうか。この「売電」とは、太陽光発電で得た電力を文字通り「売る」ということです。この売電こそが、太陽光発電システムの大きな魅力の1つとも言えるのです。

売電には主に、「全量買取制度」と「余剰電力買取制度」という2つの買取制度があります。

「全量買取制度」
全量買取制度とは、太陽光発電で発電した電力を全て買取ってもらう制度です。この制度は、10kw 以上のソーラーパネルを取り付けた建物が対象となる制度で買取期間が20年保証されています。

「余剰電力制度」
余剰電力制度とは、太陽光発電で発電した電力を家庭で使用し、余った分の電力を買取ってもらう制度です。この制度は、10kw 未満のソーラーパネルを取り付けた建物が対象となる制度で買取期間が10年保証されています。

「売電価格」
2016年度の中部電力の売電価格は「全量買取制度」が25.92円(税込)、「余剰電力買取制度」は31円(税込)となっております。この売電価格は、毎年下がっており「全量買取制度」では、2012年43.2円(税込)、2013年38.88円(税込)、2014年34.56円、2015年29.16円でした。2012年の時と比べると今より17.28円も高かったんですよ。この金額は契約した年に決定し、20年金額は変わりません。だから太陽光発電付住宅を検討している人は早く導入した方がお得ですよ。

例えば、10.6kwのソーラーパネルの場合、1日当たりの太陽光発電システムでの発電量は32.2kwと言われております。一ヶ月に換算すると998.75kwhです。「全量買取制度」の場合、売電価格が25.92円(税込)なので、年間310,652円の収益を得ることができます。そして20年保証のため、20年間での売電価格は6,213,049円となります。10kw以上の太陽光発電システムを導入するだけで約600万円の収入を得ることができるなんてとてもお得ではないですか!

太陽光発電システムは、導入後継続的に得られるメリットが豊富にあることから、現在では一般家庭にも多く取り入れられています。発電した電力を家庭で使うことも、売ることもできる。このように、太陽光発電システムは環境にも家計にも優しいシステムなのです。

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