屋上バルコニーとは？屋上バルコニーのメリット、デメリットを紹介
注文住宅ならライフスタイルに合った理想の家づくりができます。中でも自宅でアウトドア気分を味わえる屋上バルコニーは注目を集めており、近年人気が高まっています。
そこで、今回は屋上バルコニーとはどういったものなのか、そしてメリット、デメリットについて紹介します。
屋上バルコニーとは
屋上バルコニーという言葉を聞いたことはあるでしょうか。屋上バルコニーは屋上テラスやルーフバルコニー、屋上庭園などといった呼び方があり、自宅でアウトドア空間が味わえることから、人気が高まっています。
一般的な住宅の場合、庭にガーデニングスペースやウッドデッキを設けることで、プライベート空間をつくることがありますが、狭い土地では十分なスペースを確保できないことが多いでしょう。
そこで、屋上を一種の庭スペースとして活用すると、広さに制限がある土地でも、プライベート空間をつくることができます。今、とくに狭小地などでは注目を集めています。
屋上バルコニーのメリット
近年、人気が高い屋上バルコニーですが、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
狭い土地を有効活用できる
屋上バルコニーは建物の屋上スペースを活かすため、狭い土地を有効活用できます。
狭小地では、十分な広さの庭を確保できないと、バーベキューなどは近所迷惑にもなるので、諦めている方も少なくないでしょう。
しかし、屋上バルコニーであれば、屋根部分をフラットにしてスペースを有効活用できるので、土地に制限がある方でもガーデニングやバーベキューなどの趣味を楽しむことができます。
自宅でアウトドア気分を味わえる
自宅でアウトドア気分を味わえるのが屋上バルコニーの醍醐味でしょう。
最近は屋上バルコニーでテントを張って、自宅でキャンプ体験をされる方も少なくありません。キャンプ場の予約や、行き帰りの車の渋滞もなく、思いたったらいつでも気軽に楽しめるのも屋上バルコニーならではでしょう。
家庭菜園ができる
家庭菜園をやってみたいという方にも屋上バルコニーはおすすめです。家庭菜園はある程度の広さが必要なので、狭い土地ではスペースをつくることが難しいでしょう。
しかし、屋上バルコニーなら、家庭菜園のスペースもしっかりと確保できるので、思う存分趣味を楽しめます。また、周りに高い高層マンションなどの高い建物がなければ、しっかりと日当たりを確保できるので、家庭菜園にぴったりといえるでしょう。
プライバシーを確保できる
プライバシー空間を確保できるのも屋上バルコニーの特徴です。一般的な住宅では庭部分でバーベキューやガーデニングを楽しむことが多いですが、周りの目が気になるという方も多いでしょう。
しかし、屋上バルコニーであれば、周囲の目線を気にせずにプライベート空間を楽しめます。
洗濯スペースとして使える
日当たりのいい屋上を洗濯スペースとして使うことが可能です。とくにかさばりやすい布団などを干すときにはぴったりでしょう。
屋上バルコニーのデメリット
ここでは、屋上バルコニーのデメリットを見ていきましょう。
メンテナンスが必要
屋上バルコニーは屋根がないので、直接雨があたってしまいます。とはいえ、雨水がたまらないように排水溝が設置されているので、雨漏りにつながることはありません。
ただ、排水溝に落ち葉などのゴミが詰まっていると、雨水が排水されずにどんどん水が溢れてしまい、雨漏りにつながるリスクもゼロではありません。
そのため、定期的に排水溝などのメンテナンスを行う必要があります。
雨漏りリスクがある
一般的な住宅は屋根と樋がついており、雨が計画的に排水されるように設計されています。しかし、屋上バルコニーを採用した家の場合はバルコニー部分に雨がたまってしまうことがあり、うまく排水されなければ雨漏りが発生してしまう恐れがあるのです。
また、しっかりと防水施工されていなければ、建物内に浸水してしまう可能性があります。
屋上バルコニーを採用するなら、屋上バルコニーの実績がある業者に依頼することはもちろん、定期的にメンテナンスを行い、雨漏りのリスクを最小限に抑えることが大切です。
落下対策が必要
通常、屋上バルコニーを計画するときは高さのある手すりや柵を設置するのが一般的です。ただ、とくにこどもやペットがいるご家庭では、それだけでは不十分な場合があるので、十分な対策が必要になります。
また、手すりや柵の近くに踏み台になるようなものを置かないといった対策を徹底するほか、こどもだけでは屋上に上がれないようにするなど、人的な対策をおすすめします。
まとめ
屋上バルコニーは広さが限られた土地でも自宅でアウトドアを楽しめるなど、プライベート空間を確保できます。また、周りを気にせずに家庭菜園やキャンプ、バーベキューなど、趣味を思う存分楽しめることから、近年注目を集めています。
ただ、定期的なメンテナンスが必要なので、そういった点を理解した上で屋上バルコニーを採用するか検討してみてはいかがでしょうか。
