- 住宅選びのポイント
- 2016.09.09
ハウスメーカーと工務店の違いって何だろう!
マイホームをお考えの方なら足を運んだことがあるであろう住宅展示場。
その住宅展示場にはハウスメーカーと工務店の営業スタッフの方が居ることが多くあります。しかし、いざお願いしようとした時に、「ハウスメーカーと工務店どちらにお願いする方がいいのか。。。」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。そもそもハウスメーカーと工務店とは一体どのような違いがあるのでしょうか。やはり家づくりをお願いするのであれば、自分たちに最もあった業者にお願いしたいですよね。
ですので、今回ここではハウスメーカーと工務店の違いや特徴をご紹介していきたいと思います。
ハウスメーカーとは
ハウスメーカーとは、住宅のコンサルタントとしての仕事や、営業、または住宅の注文から設計、工事、現場管理まで一貫した家づくりを行っています。また、ハウスメーカーは、住宅の工法や部材、サイズなどの基本仕様について、行政から「こういう工法、仕様で家を建てます」という認可をあらかじめ一括して取得し、その規格の範囲内で設計、施工を行います。これによって、本来家を建てるために必要な手続き等を簡略化することが認められています。
<メリット>
1. 大きい企業が多いため安定性がある
ハウスメーカーは、大きい企業が多いため安定性があるのが1番のメリットともいえます。もし10年保証の家を購入した場合でも、途中でハウスメーカーが倒産する心配もなくしっかり保証を受けることができます。
2. 品質が均一化されている
ハウスメーカーの住宅は規格化・工業化の比率が高く、現場による施工精度のばらつきは少ないと言えます。
3. アフターケアーや保証がしっかりとしている
施工者は、品確法によって竣工後10年間の保証が義務づけられています。それに加え、ハウスメーカでは独自の保証やアフターケアをつけているところも多くあります。
4. 住宅展示場が多い
住宅展示場がエリアごとに複数あり完成したときの家をイメージしやすいです。また、カタログや資料なども沢山あり、どのような家が建つのかわかりやすくなっています。
<デメリット>
1. 価格が高い
広告費や展示場の建設・維持費、営業マンなどの人件費にお金がかかっているため、工務店よりコストが高いと言われています。
2. 決められたプランがあるところが多い
ハウスメーカーは規格住宅が多く、設計の自由度が低い傾向にあります。デザインに力を入れているハウスメーカーもありますが、やはり設計の自由度は工務店には劣ってしまいます。
3. 家づくりに参加できない
多くのハウスメーカは下請け業者に家づくりをお願いするため、家づくりに参加しづらくなっています。
工務店とは
工務店とは、住宅の工事がスムーズに行えるように、主に職人(トビ、大工、左官、板金、電気、水道その他)などの手配や、専門工事業者のマネジメントを行い、総合的な工事を請け負う業者のことです。
また、現在では様々なタイプの工務店があります。例えば、職人である棟梁が設計から工事までを行うタイプや、社内に建築士がいるタイプ・外部の建築家の設計による施工だけを行うタイプ・フランチャイズ・住宅を商品化・シリーズ化して販売するタイプなど様々なタイプの工務店が存在します。
<メリット>
1. 地域密着型が多い
工務店には地域に密着した業者が多いです。そのため、地域の環境や気候などを踏まえ家を建てることができます。また、小規模な工務店が多いため、相談しやすく親近感があるのも大きなポイントです。
2. 細かな要望にまで対応してくれる
細かな制約やマニュアルがないため、デザインや費用、使用する素材など、お客様の要望に幅広く対応することが可能です。
3. 価格が低い
工務店で建てる家の一番のメリットは、コストパフォーマンスの良さです。住宅を依頼する工務店は、管理コストの安い小規模な会社が多いためにほぼ原価に近い金額で建てることができます。また、人件費、広告費などが少ないのも、低価格につながっています。
<デメリット>
会社の規模が小さく不安がある
工務店は小規模な会社が多いため、倒産という一抹の不安があります。もし、倒産してしまった場合、保証やアフターケアも受ける事ができなくなってしまいます。
しかし、ニッケンホームではその不安を解消する、「住宅瑕疵担保保険」という制度があります。住宅お引き渡し後10年間の間に会社が倒産したりしても、第三者機関の保険を付けて住宅のアフターケアや保証を守ってくれます。 詳細はこちらからをご覧下さい