土地付一戸建て&建築条件付宅地のメリット&デメリット
新築で家を建てる場合、必ず必要になってくるのが「土地」です。マイホームの購入を考えられている方のうち、8~9割は土地を持っていない方々なのです。新築で家を建てたいが土地を持っていない。。。という方が、マイホームを購入するには、土地から探し始めるのか、土地付き一戸建てを購入するのかの二択に分かれます。しかし実際は、「土地から探し始めるのか、土地付き一戸建てを購入するのかどちらが自分達に合っているのか分からない。。。」という方も多いのではないでしょうか。今回は、「土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)」と「建築条件付宅地」の購入のメリット・デメリットをご紹介していきます。
土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)のメリット
メリット1:見定めて気に入った物件を購入できる
土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)は、すでに出来上がった新築の家を見て決めることが出来ます。そのため、デザインの雰囲気や間取り、周りの環境、日当たりの良さなどが確認でき、これから始まる新しい生活のイメージがしやすくなります。
メリット2:購入後すぐに入居ができる
すでに出来上がっている土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)を購入するため、すぐに入居することが可能です。
メリット3:無駄な家賃を払わなくて済む
土地から探し、1から家を建てるとなると工事期間中、現在のアパートの家賃を支払い続けなくてはいけません。しかし、土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)を購入する場合は、すぐに入居が可能なため、家賃と住宅ローンの二重払いの心配もなくなります。
メリット4:購入の手続きが簡単
土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)購入の場合、は土地と建物を合わせて1回で契約を行います。その為、手続きが簡単で、予算の総額も把握しやすくなります。また、土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)は、価格的に手が届きやすい物件が多いのも特徴です。
土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)のデメリット
デメリット1:100%希望の物件に巡り合うのは難しい
土地条件も含めて、すでに完成している土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)。100%希望の物件に巡り合うのは、至難の技です。仕様の変更や壁紙の選択も、完成物件であれば難しくなります。その為、土地付き一戸建て(分譲住宅・建売住宅)を購入する場合は、ある程度の妥協が必要となります。
デメリット2:契約を急がされることも
「他のお客様がお待ちですので今週中にお返事を下さい。」などの営業トークで、契約を急がされることがあります。
デメリット3:建設中の様子が分からない
現在では、テレビで取り上がられるような欠陥住宅に巡り合うことはまずありません。しかし、人生で一番大きな買い物であり、これから一生住むであろう家の安全性は気になり不安になりますよね。そんな時は、建設中の物件を見せてもらって下さい。万が一見せてもらえない時は、「なぜ見せてもらえないのか?」を質問し、その答えに納得できるかどうかを、購入の判断基準にしてもいいかもしれません。
建築条件付宅地について
土地は自由に選ぶことができるが、建築業者を選べない。という特徴のある建築条件付宅地。「それは自由に家は建てれないということ?」と不安に思われている方も多いのではないでしょか。建築条件付宅地とは、土地の売買契約から3ヶ月以内に建築工事の請負契約を結ぶことを前提として売り出している宅地なのです。基本的にプランは自由に決めることが出来ます。その為、ご家族やあなたの希望に沿った家づくりができます。また、建築条件付宅地は、土地の売主が住宅を建てる場合と、土地の売主が指定した建築会社が住宅を建てる場合に分かれる為、事前に確認する必要があります。
土地の売主が家を建てる場合
主に住宅会社や工務店などが分譲住宅として開発した宅地の上に、自由設計の住宅を建設します。その為、建築のプロが家づくりの担い手になることが出来ます。
土地の売主が指定した建築会社が住宅を建てる場合
土地のプロである不動産業者が売主である為、土地の売却益と、時には提携する建築業者からの手数料を収入源にしています。また、建設業者とお客様はコミュニケーションを取ることが出来ない場合が多いです。
不動産業者は元建築の知識があまりない為、設計は提携する建築業者に一任することが多く、希望が上手く伝わらないケースなども考えられます。その為、業者とのコミュニケーションを充分に行う必要があります。もちろんしっかりと建築の知識を身に付けている業者の方、親身になって相談に乗ってくれる業者の方も沢山います。家づくりや購入には、業者探しが重要な要素であることは間違いないと言えるでしょう。
その点、ニッケンホームではグループ会社に不動産会社「イエステーション 一宮店」がありますのでお客様のご希望を叶えることができます。また、土地建物両方を含めた相談・総資金計画を立てることができ、安心して家造りの計画を進めることができます。詳細はこちらをご覧下さい。