住まいづくりのコラム

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住宅選びのポイント暮らし方
2017.06.07

建替えのためにすぐ出来る3つの行動

人生の節目や生活環境の変化によって建替えを考えている人は多いかと思います。
例えば購入した中古住宅の傷みや、両親から引き継いだ家の建替え、子ども夫婦との二世帯住宅のためになど、将来を見据えて今感じている不満を解消できるような住宅を実現していくことが必要です。

しかし、現在の住宅に不満な場所があっても、住んでいる家がある場合は新しい行動ができない事も多いです。
それは子どもにかかる教育費や進学費用が必要になりますし、現在発生をしているローンなどのために新しい未来のための建替えを実行するのが難しいという状況という事もあるでしょう。
そこでオススメなのが実際に建替えまでしなくとも、建替えに向かって今出来る行動をご紹介します。

①家族の将来模様を考えよう。

簡単にすぐに出来ることとしては家族の将来模様を話し合ってみましょう。
子世帯の夫婦のための住宅を建替えるとしても、将来両親の介護などを兄弟の中で誰が行うのか。
もしくは親世代が実家を建替えようとしても、現在は別々に住んでいる子世代が一緒に住む二世帯住宅を望んでいる可能性もあります。
このように住宅を建替えるにしても、家族の将来図を考えながら取り組むことがいいでしょう。

たとえば子世代が子育ての必要がある中での建替えなら、チェックしなければならないのが出産・進学から両親の介護・同居などを抜け漏れなくピックアップしていきましょう。
この話し合いをすることで、将来の人生でどのようなタイミングで何が起きるのかが見えてくるはずです。
それによってどのタイミングが建替えには向いていないことも把握ができるようになるでしょう。
これに加えて親世代以上から建替えの資金援助を受けるのでしたら、税金関係も確認していかなければなりません。

②低金利や税金の動向をチェックしよう。

建替えをするためには、現実的な資金計画を考えなければいけません。
たとえば将来的に消費税が上がりそうなタイミングを建替えのきっかけになることもありますし、金融機関からお金を借りる場合でも低金利で借りる事ができるのか必ずチェックしなければいけなくなるでしょう。
そんなちょっと考えるのが億劫になってしまいそうな資金計画ですが、建替えをするための場合に複数の方法があります。
もし二世帯住宅への建替えをするとしたら親子二世代型の住宅ローンの活用や、現在お住まいの家のローンが残っているのであれば残債を建替え費用に上乗せしてローンを組むことも可能です。

この資金計画を考えるときに気をつけて欲しいことは、どのような方法を選んでも必ず発生する費用があります。
それが元々住んでいた住宅の解体費用、仮住まいのための費用、引越し2回分の費用などは必ず発生します。
また以前に家を建てたときと状況が変わり、現状の家と同じ大きさの家を建てられない事や、高い建材を使用しないといけない場合もありますので住宅会社に聞いてみましょう。

③建替えのタイミングを検討しよう。

建替えをする時期によって、様々な状況が変わりますのでチェックする点も変わります。
たとえば子育て世代が建替えを考えている場合は、子どもが独立をする間は部屋の数や広さが必要だと感じるでしょう。
しかし建替えとは金銭的な面で考えても、人生の中で何度も行うことではないことがほとんどでしょう。
そこで建替えプランを考えるときにも、子どもが独立をした後の夫婦での暮らしも考えておく必要があります。
難しく考えずに子ども部屋は間仕切りを簡単に外せるようにして、将来は大きな間取りの部屋として活用することもいいでしょう。

また親世代が老後のための終の棲家のためなら、住宅費が理由で日々の生活に支障が出ないようにしつつ、快適さを求めることが重要になってきます。
そのためにも現在の住宅よりも省エネ性能を重要視するような家を目指してほしいです。
これが実現できれば毎日の光熱費も削減できて、場合によっては住宅ローンや固定資産税に対しての優遇措置を受けることが出来ることもありますので、専門家に確認してみながら検討していきましょう。
これらのどちらの場合でもすでに土地は持っておりますので、コストを安くしてとりあえず住める家ではなく、将来的にも楽しみながら資産価値の事も期待ができる住宅を目標とするといいでしょう。

分からない事は専門家に聞こう。

建替えの話を考え出すと、資金面の問題や、家族の意見がまとまらない、そもそもどのように変えればいいのか分からないなど、悩むポイントは人それぞれです。
そのような悩みに対してや、状況に応じたアドバイスは住宅専門に相談をするのが一番いいでしょう。
プロに相談をするとローンのシミュレーションをしてくれたり、建替えを検討したときの不安を聞いてくれたり、さらには家族で意見が分かれていればまとめるためのアドバイスもしてくれます。

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